リーグは対応を協議、1週間から2週間のリーグ中断も
現地1月10日のヒートvsセルティックスに続き、11日のペリカンズvsマーベリックス、12日のセルティックスvsブルズの延期が発表された。
マブスでは少なくとも2人の、またセルティックスでも2人の選手が新型コロナウイルスの陽性反応が出ており、接触により感染の可能性のある選手もリーグの定める安全衛生プロトコルに従って試合へのエントリーが認められない。
マブスは7日のナゲッツ戦の後に選手の陽性反応が分かり、そこからはチーム練習を行わず、9日のマジックとの試合は直前に集合してプレーした。その後もチームの練習施設を閉鎖して選手が接触する機会を避けているが、状況は変わらなかった。セルティックスは8日のウィザーズ戦を複数の選手が欠場、10日のヒート戦はヒートが選手を揃えられず延期となったが、セルティックスにしても試合を行うのに必要な最少限の人数しか揃わない状況だった。
10日の時点ではこのままリーグを続行する意思を示したNBAだったが、11日に今後の開催についての議論を行うとのこと。すでに開幕後にマスクの着用など安全衛生プロトコルの運用基準を引き上げる通達は一度出ている。選手やコーチ、スタッフの安全を確保するための議論がなされるが、一部報道によればこの事態が収まらないのであれば、1週間から2週間のリーグ中断も検討されるとのこと。
昨日の試合が延期となったことを受け、ヒートのダンカン・ロビンソンは「難しいシーズンになっている。みんなプレーしたいという気持ちを持っているけど、同時に安全も求めている」と語った。
非常事態ではあるが、現地11日はペリカンズvsマーベリックスを除く6試合は予定通り開催される。