ディフェンスでチームに貢献できる司令塔
レイカーズのポイントガード、エイブリー・ブラッドリーは、2020-21シーズンのプレーヤーオプションを破棄すればフリーエージェントになる。その年俸は500万ドル(約5億5000万円)と割安で、それ以上のオファーを出すチームは複数出てきそうだ。ウォリアーズやバックスが関心を持っていると噂される。
レイカーズの先発ポイントガードを務めるブラッドリーは、昨シーズンは49試合に出場して、平均8.6得点、2.3リバウンド、1.3アシスト、フィールドゴール成功率44.4%、3ポイントシュート成功率36.4%を記録した。リーグ再開後の『バブル』には、息子の呼吸器系の病気を理由に参加しなかったが、主にディフェンスでチームを支えられるガードだ。
『The Ringer』はバックスがブラッドリー獲得を狙っていると報じている。バックスはエリック・ブレッドソーを『勝てるポイントガード』とは見なしておらず、トレードを模索している。ヤニス・アデトクンボを引き留めるためには、彼の納得するロスターを集めなければならない。特にポイントガードはテコ入れが必要だ。
ウォリアーズもブラッドリーを控えポイントガードとして獲得を希望しているという。ウォリアーズはショーン・リビングストンとクイン・クックがいなくなってから、ステフィン・カリーとクレイ・トンプソンのバックアップが見つかっていない。ケガ明けの2人をサポートするためにもガードの補強は不可欠となっている。
レイカーズはすでにブラッドリーの慰留は難しいと判断しているようで、同じポイントガードのラジョン・ロンドも退団となりそうだ。ケンテイビアス・コルドウェル・ポープも契約最終年を破棄する可能性がある。すでに獲得を決めたシュルーダーに加え、バックスのウェスリー・マシューズ獲得に向けても動いているようだ。