スミスは約10日間の短期間契約
広島ドラゴンフライズは11月11日、ワース・スミス、アイラ・ブラウンとの契約が11月10日をもって満了となり、自由交渉選手リストへ公示されることを発表した。
アメリカ出身、現在31歳のスミスは198cm、100kgのパワーフォワード。2020-21シーズンに岐阜スゥープス(現B3)に加入。その後、京都ハンナリーズ、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、アルティーリ千葉、滋賀レイクスターズをわたり歩き、2023年に福島ファイヤーボンズ、バンビシャス奈良でプレー。2024年11月に補強をする形で約10日間の短期間契約で広島ドラゴンフライズへ加入した。
アメリカ出身、現在42歳のブラウンは193cm、107kgのスモールフォワード兼パワーフォワード。2010年よりプロキャリアをスタートさせ、2011年に日本に来日し3シーズン富山グラウジーズでプレーした。その後、日立サンロッカーズ東京 (現サンロッカーズ渋谷) 、琉球ゴールデンキングス、大阪エヴェッサをわたり歩き、2023-24シーズンより千葉ジェッツに入団。2024年10月に河田チリジのインジュアリーリスト入りに合わせて、補強をする形で広島ドラゴンフライズへ加入した。
退団に際し、2人はクラブを通して「短い間でしたがチームの一員として素晴らしい時間を過ごせました。ブースターの皆さんにも素晴らしい応援をしていただき、感謝しています」(スミス)、「短い間でしたが、ドラゴンフライズでプレーさせていただいたことを心から感謝しています。チームメート達と素晴らしい時間を過ごし、良い関係を築けました。残りのシーズンをドラゴンフライズの全員が元気に過ごせることを願っています」(ブラウン)とコメントしている。
また、岡崎修司GMは「河田チリジ選手とドウェイン・エバンス選手の怪我に合わせて、短期間の契約かつ早期合流という難しい状況の中でベストを尽くしてくれ、チームを支えてくれました。2人とも持ち前の明るさと堅実にバスケットボールに取り組む姿はチームにとってプラスになったのは間違いありません。広島のために戦ってくれた2人には、感謝をしており、これからのキャリアの成功を心から祈念しています」とコメントしている。