戦力が揃った横浜ビー・コルセアーズ、ラストショットを決められず名古屋ダイヤモンドドルフィンズに1点差の惜敗

戦力が揃った横浜ビー・コルセアーズ、ラストショットを決められず名古屋ダイヤモンドドルフィンズに1点差の惜敗

2020/11/07
横浜ビー・コルセアーズ

粘りのディフェンスで一進一退の攻防へ

横浜ビー・コルセアーズvs名古屋ダイヤモンドドルフィンズの第1戦。終盤にリードチェンジを繰り返す接戦となったが、初出場のロバート・カーターが放ったラストショットが外れ、横浜が81-82で敗れた。

試合開始4分、横浜は絶好調のアキ・チェンバースが8連続得点を挙げて、8-5とリードしたところで、新加入のカーターが初出場、ケガから復帰した生原秀将もコートに送り出された。生原はさっそく笹山貴哉からボールを奪い、ワンマン速攻で初得点を記録した。

7本連続で3ポイントシュートが外れるなど、形は作るもフィニッシュがなかなか決まらない名古屋Dとは対照的に、カーターも初得点を挙げるなど勢いに乗った横浜が17-6とリードした。

しかし、アウダ、カーター、エドワード・モリスのビッグラインナップを起用したところから名古屋Dに主導権を奪われた。名古屋Dの梶山信吾ヘッドコーチが「横浜さんのメンバーを見てこれはゾーンができるなと思いました。練習はあまりしていませんが、あれは効いていました」と語ったように、横浜は名古屋Dのゾーンディフェンスを攻めあぐねた。

さらにドライブで崩されて外角から射抜かれ、トランジションオフェンスも止められない。齋藤拓実に4本の3ポイントシュートを含む14得点をこのクォーターだけで奪われ、終盤に逆転を許した。

後半に入り、狩野祐介、ジェフ・エアーズに連続で3ポイントシュートを決められるなど、シュート力で上回る名古屋Dの時間帯が増えていく。24秒バイオレーションを誘発するなど粘り強いディフェンスで抵抗するも、横浜は大事な場面でターンオーバーを犯してしまい、追いつくには至らない。最終クォーター開始2分、エアーズに3ポイントシュートを決められ、この日最大となる8点のビハインドを背負い、横浜はタイムアウトを要求した。

横浜ビー・コルセアーズ

ミリングヘッドコーチ「良いモノを見せられたと思う」

その後、24秒バイオレーションを誘発し、スティールを奪うなどディフェンスの立て直しに成功すると、この粘りがオフェンスの好転に繋がった。チェンバースがベクトンとの合わせ、3ポイントシュートで加点し、森井も3ポイントシュートを沈め、約1分間で8-0と走り一気に同点に追いついた。ここからリードチェンジを繰り返す、一進一退の攻防が最後まで続いた。

名古屋Dは残り8秒で得たフリースローを、ジャスティン・バーレルが2本ともミス。これで最後のチャンスを得た横浜は、リバウンドを保持したカーターがそのままシュートまで持ち込んだが、安藤周人の好ディフェンスの前にこのシュートが外れ、そのままタイムアップとなった。

横浜の指揮官カイル・ミリングは「終盤の締め方を練習しないといけない」と語りつつ、バーレルがフリースローを2本とも外したことが誤算だったとも語った。「2本ともフリースローが外れたことでタイムアウトがコールできなくなった。残り時間が8秒。カーターの得意なプレーは1対1でしたが、決めきれずにこの結果になってしまった」

横浜は今回の惜敗で8連敗となったが、キャプテンの生原がケガから復帰し、カーターも上々のパフォーマンスを見せた。ミリングヘッドコーチも「40分間ハードにプレーして、終盤まで食らいついて、良いモノを見せられたと思う。うれしい結果ではないですが、選手が揃って1週間高い強度で練習ができて、良いパフォーマンスができたことは評価できる」と総括した。敗れはしたものの、横浜にとっては明るい兆しが見える試合となった。

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