琉球ゴールデンキングスの津山尚大、出場機会を求めて『第2の故郷』福岡へ移籍

2018/07/09
Bリーグ&国内
4530

津山尚大

写真=鈴木栄一

かつて大きく成長した福岡に帰還

7月7日、ライジングゼファー福岡は琉球ゴールデンキングスから津山尚大を獲得したことを発表した。昨シーズンは平均5.1得点、1.3アシストを記録。積極的な3ポイントシュートが持ち味の津山は、昨シーズン序盤はスタメンで起用されたが、シーズン中盤以降はベンチに周り、徐々にプレータイムが減少。試合数、プレータイム、得点で一昨シーズンを下回る結果に終わった。

それでも高校卒業後に大学進学ではなくbjリーグ時代の琉球へ加入することを選んだ津山は22歳とまだまだ若い。福岡への移籍に際して次のようなコメントを発表している。「第2の故郷でプレーできること、そして僕を迎えいれてくださったライジングゼファーフクオカの皆さん、そしてファンの方々に感謝の気持ちを持って全力でプレーしたいと思います!」

琉球は津山との再契約を望んだが、津山はプレータイムを得られる環境を優先して移籍を選んだ。福岡が第2の故郷なのは、福岡大学附属大濠で高校時代を過ごしたから。大濠では1年から主力として活躍。2012年のウィンターカップでは渡邊雄太を擁する尽誠学園相手に1年生ながら37得点を稼いでその名を広め、以降も中心選手としてチームを引っ張った。3年生として迎えた2014年のインターハイでは大濠を28年ぶりの優勝へと導いており、いわば「福岡を日本一にした」経歴の持ち主だ。

高校からのプロ入りを果たした津山も22歳。大学に進んだ同級生は今年が4年で、来シーズン途中から特別指定でBリーグに参戦してくるはず。「これから同世代の選手たちがプロの世界に入ってきた時、彼らを打ち負かせるようにやりたい」と以前に語ったように、高校から直接プロ入りする道を選んだ津山としてはライバルに明確な差を付けておきたいはずだ。積極果敢に放つアウトサイドシュートを持ち味とする津山が成功を収めれば、大学を経ずにプロ入りして通用するという良い前例になる。そういう意味でも福岡の津山がどんな結果を出すかに注目したい。