「トレード交渉が許されるのかも分かっていない」
オーランドでの『バブル』不参加となったウォリアーズは、すでに2020-21シーズンに気持ちを切り替えている。
再開プランから外れた8チームをシカゴに集結させてミニキャンプ、プレシーズンマッチを開催する『第2のバブル』案が検討されていると報じられたため、本当に実現すればウォリアーズも若手中心のチームで加わることになるだろう。GMのボブ・マイヤーズは来シーズンを見据え、トレード等補強に関して忙しい日々を送っているかと思いきや、現在は束の間のオフを満喫しているようだ。
『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者のポッドキャスト番組に出演したマイヤーズは「今はどのチームともトレードに関する話し合いはしていない。これは本当のこと」と打ち明けた。「今の段階でトレード交渉が許されるのかも分かっていない。ただ、どのチームとも話していない。きっとメディアの仕事も、トレードに関する噂で9月以降に忙しくなるんじゃないかな」
「球団内部でいろいろと話し合うような時期ではない。誰がチームにフィットするかを探る段階。各チーム懐事情が異なる。影響が出るかもしれないが、まだ具体的な情報がないので心配する必要もない」
2019-20シーズンは最下位に沈んだウォリアーズはステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーン、アンドリュー・ウィギンズが中心のチームを編成し、再び優勝を目指す。チームの方向性を決めるマイヤーズが9月以降にどういう手を打つのか、楽しみに待ちたい。