『ターミネーター』と形容されCM出演も
今シーズンからクリッパーズでプレーしているカワイ・レナードは、51試合に出場して平均26.9得点、7.3リバウンド、5.0アシストというスタッツを残し、西カンファレンス2位のチームを引っ張っている。
レナードがクリッパーズに与えた影響はコート内に限らず、コートの外でもチームメートを驚かせているようだ。チームメートの一人、パトリック・べバリーはレナードとの練習を通じてハードワークの概念が変わったと話す。
ペリカンズに所属するJJ・レディックのポッドキャスト番組に出演したべバリーは、レナードとのエピソードを明かした。「カワイと練習した時のことだけれど、それまでは自分がハードワークを実践しているタイプの選手だと思っていた。でも、彼を見たら、それまで自分が考えていたハードワークとはまるで違った。カワイとの練習で、自分の考えがガラリと変わった。彼は『ヒューマンマシーン』だよ」
普段は物静かながら、コートに入れば圧倒的なパフォーマンスで相手を蹴散らすレナードは、ラプターズに所属した昨シーズンのプレーオフ時期、『ターミネーター』と形容されていた。これがきっかけとなり、レナードは本家ターミネーターことアーノルド・シュワルツェネッガーともCMで共演している。
べバリーはNBAでは献身的なプレーでチームに勝利をもたらすハードワーカーとして知られている。具体的にどういう練習をどの程度行ったかは定かではないものの、そのべバリーの考え方が変わるほどの練習量をこなすレナードは、やはり人並み外れた選手だ。