
日本経済大が地方勢唯一のベスト4入り
12月12日、第77回全日本大学選手権大会(インカレ)の男女ベスト4が出揃い、13日の準決勝の組み合わせが決定した。
男子は5日の準々決勝で早稲田大、日本経済大、白鷗大、東海大がベスト4進出を決めていた。関東大学1部リーグで57年ぶり6回目の優勝を果たした早稲田大は、初戦の神奈川大戦、準々決勝の日本大戦といずれもビハインドの立ち上がりとなったが、リーグ戦で猛威をふるった3ポイントシュートを多投するハイペースバスケから流れをつかんで勝利した。早稲田大と対戦する日本経済大は、グループステージから大会を勝ち上がり、明治大を63-61を下して創部初のベスト8入りを達成。さらに準々決勝で関西学生リーグ全勝優勝の天理大を破って地方勢唯一のベスト4入りを果たした。泥臭いチームディフェンスで関東1位食いを達成できるかに注目したい。
白鷗大は初戦の近畿大戦、準々決勝の大東文化大戦と危なげない展開で準決勝進出を決めた。今年は春の関東大学バスケットボール選手権大会、夏の新人インカレ、秋のリーグ戦とすべて準優勝とあと一歩で王座を逃しているだけに、シーズンラストとなるこの大会に懸ける思いは強いはずだ。対する東海大は初戦の京都産業大戦で102-90と苦戦したが、続く日本体育大戦は本来の力を見せて89-73で勝利。白鷗大との今シーズンの対戦成績は、関東大学選手権は敗北、6月の関東大学新人戦は勝利、リーグ戦は1勝1敗と五分なだけに、意地と意地のぶつかり合う白熱した好勝負が期待できる。
女子は11日に準々決勝が行われ、前年大会を制した白鷗大、リーグ戦優勝の東京医療保健大を筆頭に、早稲田大、筑波大がベスト4進出を決めた。リーグ戦で7位に沈み2部との入れ替え戦に回った早稲田大は、同4位の拓殖大を75-74でアップセット。2部リーグ所属の立教大は1部3位の筑波大を相手に一歩も退かぬ戦いを繰り広げたが最後は力尽きた。
インカレ準決勝、3位決定戦、決勝は大田区総合体育館(東京都大田区)にて下記のスケジュールで行われる。
■12月13日
女子準決勝
11:00〜 東京医療保健大 vs 早稲田大
13:00〜 筑波大 vs 白鷗大
男子準決勝
15:00〜 早稲田大 vs 日本経済大
17:00〜 白鷗大 vs東海大
■12月14日
女子3位決定戦
10:00〜
女子決勝
12:00〜
男子3位決定戦
15:00〜
男子決勝戦
17:30〜