オーランドに入れる関係者の数は1600人に制限
トレイルブレイザーズのカーメロ・アンソニーは自身のYouTubeチャンネルで、7月31日にオーランドのウォルト・ディズニー・ワールドで2019-20シーズン再開が決まったことについて語った。
現在ブレイザーズは29勝37敗で西カンファレンス8位のグリズリーズと3.5ゲーム差につけている。カーメロはシーズン再開が決まりワクワクしているが、新型コロナウイルスやオーランドで隔離された試合をすることに不安があると話した。
「バスケットボールに関しては準備はできているし、仕事に復帰できるのが待ち遠しい。正直に言えば、今のような状況でオーランドに移動することには葛藤もある。NBAの再開に関して複雑な気持ちがあるのは社会から切り離されてしまうからだ」
オーランドでプレーすることになる選手は、通常ならオフの時期にタイトルを目指して戦うだけでなく、様々な修正が必要となる。試合は無観客で開催され、約1カ月半かけてプレーできるコンディションを取り戻さなくてはならない。
NBAはオーランドに入れる関係者の数を1600人に制限しているため、帯同できる家族の人数も限られる。プレーオフ1回戦が始まり6チームの敗退が決まった時点で、選手一人あたり家族を3人までオーランドに呼ぶことができる。
カーメロのようにシーズン再開に期待と不安が入り混じった気持ちを抱いている選手は多いと思われる。近い将来タイトルを賭けた試合が再開することは楽しみだが、リーグの計画通りに物事が進むかは蓋を開けるまで分からない。