2017年のハリケーンの際にも地元に協力
新型コロナウイルスの影響を受ける会場スタッフを経済的に支援するため、多額の寄付をするなど、NBA選手たちもできることを続けている。
スパーズのアシスタントコーチ、ティム・ダンカンも、同じアメリカ領バージン諸島出身の学生のため、一肌脱いだ。
『The Virgin Islands Consortium』によれば、ダンカンは、航空会社『シルバー・エアウェイズ』と協力し、アメリカ国内に住み、バージン諸島に帰れなくなった学生を送り届ける準備を進めているという。
ティム・ダンカン財団と『シルバー・エアウェイズ』が用意する飛行機に乗れるのは大学生に限られ、搭乗手続きに必要な情報は、全てメールでやり取りするという。
ダンカンは、以前からバージン諸島をサポートする活動を続けている。地元が2017年に大型ハリケーン『イルマ』の被害を受けた際にも救援物資を自ら届けた。また、寄付金を集めるサイトを立ち上げたほか、自身も高額の寄付をして復興に協力した。
今回もダンカンは、先頭に立って地元のために力を尽くそうとしている。