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バレアはキャンプ初日の練習を欠席、救援物資とともに故郷へ
アメリカで連続して発生している大型ハリケーンの被害は後を絶たない。テキサス州とバージン諸島に壊滅的なダメージを与えたハリケーン『ハービー』、『イルマ』に続き、今度は大型のハリケーン『マリア』がプエルトリコを直撃した。
『イルマ』の被害にも遭っていたプエルトリコは、『マリア』によるダメージで島内の通信網が完全に破壊された他、13名の尊い命が犠牲になった。NBAで唯一人プエルトリコ出身選手であるJ.J.・バレアの力になるため、所属先であるマブスのオーナー、マーク・キューバンが男気を見せた。
『ESPN』によれば、キューバンはプエルトリコに物資を運ぼうとしていたバレアに、チーム専用機の使用を許可。専用機には大量の水と食料が積み込まれ、バレアは地元に向かったという。
キューバンは『ESPN』の取材に対し、メールで次のように返答した。「私はJ.J.を非常に誇らしく思う。すぐに行動を起こし、今回の物資調達のため、彼は懸命に動いた」
『ESPN』によれば、バレアは、妻でプエルトリコ出身の女優のヴィヴィアナ・オーティズと共にオンラインでの募金活動も始め、現在までに14万ドル(約1600万円)を超える金額を集めたという。
またバレアには、トレーニングキャンプ初日の練習欠席許可も与えられている。