集客の面でも盛り上がりを見せるNBL最終決戦

4000席用意されていた大田区総合体育館だが、第1戦は2706人、第2戦は2949人、第3戦は2464人と、いずれも3000人に届かなかった。しかし第3戦は月曜開催だったにもかかわらず、それまでの2戦と遜色ない入り。グルリと見渡せば、東芝神奈川のエンジとアイシン三河のブルーで会場は半分に分かれ、押し寄せたサポーターは大きな歓声をコート上へ降り注いでいた。

2勝1敗でアイシン三河が王手を懸けている第4戦は、本日6月4日(土)、代々木第二体育館で開催される。

例年、アイシン三河の優勝を後押しすべく、愛知県刈谷市から応援バスが大挙する。レギュラーシーズンの平均入場者数はたった1005人だが、プレーオフになると一致団結する東芝神奈川。両チームの従業員、そしてファンがチームの力になりたいと思って行動した結果、昨日の時点でチケットはソールドアウト。ほぼ自由席である代々木体育館の前には長打の列ができること必至である。

代々木第二体育館のキャパシティは3000席余り。今年9月22日に開幕が決まったBリーグは、将来的に5000人アリーナ確保が条件とある。来るべき新リーグへ向けて、この程度の盛り上がりは「普通のこと」として継続させていかなければならない。

チケットを入手できなかった方は、AbemaTVにて無料で生中継されるので、優勝の行方をお見逃しないように!