
笛にアジャストできず、インサイド陣全員がファウルトラブルに
バスケットボール女子日本代表が『FIBA女子ワールドカップ2026予選トーナメント』でハンガリー代表と対戦した。
日本の先発は町田瑠唯、田中こころ、平下愛佳、髙田真希、渡嘉敷来夢の5人。最初にペースをつかんだのは長距離砲が効果的に決まった日本だった。平下が3ポイントシュートを沈めると、宮澤夕貴も交代直後に3ポイントシュートを射抜き、朝比奈あずさもコーナースリーをしっかり決め切る。しっかりペイントタッチすることでディフェンスを収縮させ、第1クォーターの3ポイントシュートは11本中6本を成功。髙田がミドルシュートを成功させるなど外だけにならず、バランスの良いオフェンスを展開して24-20とリードした。
しかし第2クォーターに入ると、ハンガリーのタフなディフェンスの前にターンオーバーを連発し、さらに縦への突破も少なくなったことで3ポイントシュートに当たりが来ず得点が止まってしまう。リズムに乗れずディフェンスも後手に回り、高さを生かしたハンガリーのオフェンスを止められなくなると、オフェンスリバウンドからのセカンドチャンスを多く許し、31-36と逆転されて前半を終えた。
巻き返したい日本だったが、後半最初のオフェンスで渡嘉敷がムービングスクリーンをコールされてしまうなど、笛へのアジャストに苦労しなかなか流れをつかめない。そして、ハンガリーの大黒柱であるドルカ・ユハスにインサイドを攻め立てられ11連続得点を許し、点差は広がっていった。
12点ビハインドで最終クォーターを迎えた日本は平下の3ポイントシュートで先制と最高のスタートを切る。しかし、またしてもファウルトラブルに見舞われ、開始約2分で高田と朝比奈が個人4つ目のファウルを喫し、チームファウルも4つまで溜まってしまった。その後、山本や田中の3ポイントシュートが飛び出し残り2分半で6点差まで詰め寄ったが、町田のボールプッシュに対してファウルを徹底され速攻を繰り出せず、要所でムービングスクリーンをコールされるなど最後まで主導権を握れず、65-77で敗れた。
山本がチームハイの15得点を挙げ、田中が13得点、平下が12得点で続き、チームの3ポイントシュート成功率は37.84%(14/37)と及第点と言える内容だった。それでも、オフェンスリバウンドは6-14と大きく水をあけられ、ターンオーバーから22失点を喫したことも痛手となった。
オーストラリアとの次戦は、本日20時30分にティップオフとなる。