
「アジアカップよりもワクワクしています」
今日の日本時間23時半、女子日本代表は『FIBA女子ワールドカップ2026予選トーナメント』の初戦となるハンガリー戦を行う。FIBAランキングでは日本の11位に対し、ハンガリーは20位だが、パリオリンピック最終予選で敗れているように難敵だ。
今回の日本代表は準優勝に終わった昨夏の女子アジアカップで不在だった町田瑠唯、山本麻衣と、世界相手に経験豊富な2人の司令塔が代表に復帰。女子アジアカップでエースの役割を担った田中こころを加えた司令塔トリオは大きな強みとなっている。
20歳の田中はアジアカップでの6試合で平均14.8得点5.5アシストを記録。試合を重ねるごとに調子を上げ、準決勝の中国戦では27得点5アシストの大暴れで、開催国の優勝候補を撃破する原動力となり、決勝のオーストラリア戦でも21得点9アシスト6リバウンドの大活躍だった。田中は「本当にあの結果はすごく自信に繋がりました。もっと自信を持って打っていこうと思えるようになりました」と、アジアカップでの活躍が自身にもたらした影響を語る。
高校時代から田中は、大舞台でも緊張することのない強心臓ぶりを見せてきたが、それは今回も変わらない様子だ。「感覚的には特に変わりなく、楽しみな気持ちで緊張は全くないです。私自身、ワールドカップに関係するカテゴリーでの大会は今回が初めてなので、アジアカップよりもワクワクしています」
アジアカップのハイパフォーマンスにより、日本の得点源として田中へのマークが厳しくなるのは間違いない。だが、田中は「やっぱりシュート力は今回も引き続き見せつけたいと思っています」と得点へのこだわりを語るとともに、守備でもインパクトを与えたいと意気込んだ。「アジアカップよりディフェンスの強度を上げることをチームでも取り組んでいます。個人的にもこの部分でより頑張っていきたいです」
そして今日の初戦について、「アジアカップの時は最初、日本の速いバスケットをなかなか出すことができなかったので、今回は最初からしっかり出せるように」と、スロースタートで苦戦したアジアカップと同じ轍を踏まないことを強調した。
同じポイントガードに町田と山本の実力者2人が加わる中、田中がどんな化学反応を見せてくるのか。そしてコーリー・ゲインズヘッドコーチがどんな采配で3人の持ち味を生かすか。それぞれ注目したい。