日本代表が東アジア選手権に向けた直前強化合宿を実施、東京オリンピックを見据えた戦いがいよいよスタート

2017/05/30
日本代表
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文=丸山素行 写真=鈴木健一郎

ルカコーチの下で積み上げたトレーニングの総決算

日本代表は、6月3日から7日の5日間に渡って開催される東アジア選手権に向け、直前強化合宿を実施した。

練習前には過去の映像を確認。これまでの試合から問題となるプレーをピックアップし、身体の向きや止めなければいけないポイントなど、細かな改善点について共通理解を深めた。

その後はディフェンスをつけずにセットオフェンスの動きを確認し、それぞれの役割やポジショニングを体に染みこませた。そしてハーフコートの5対5を行い、セットオフェンスやディフェンスのルールを確認。大会直前とあって本番さながらの強度で、熱のこもった練習となった。

今大会の指揮を取るルカ・パヴィチェヴィッチヘッドコーチは「これまで取り組んできた『インテンシティ』、『アグレッシブネス』、『ソリッドネス』という3つのテーマが向上してるのは間違いない」と世界基準のスタンダードが浸透したことに手応えを感じている。

「今回の合宿だけでなくこれまでやってきた月1回のキャンプを含めて、すべてを試合で出せることを期待している」と期待を語った。

富樫勇樹は「月回の1ペースで集まっていたので、コーチの戦術の理解があった上で確認ができた。個人としてもチームとしてもレベルアップしていかなければいけないので、コミュニケーションを取りながら頑張っていきたい」と意気込みを語った。

東アジア選手権に挑む最終メンバー12名は明日発表される予定。今日の合宿には16名が参加したが、今日の参加メンバーのうち、辻直人と古川孝敏はBリーグのチャンピオンシップでのケガにより、篠山竜青は昨日の練習中のケガにより別メニュー調整となっている。

東アジア選手権は日本を含め韓国、マカオ、中国、チャイニーズ・タイペイ、香港の6チームが参加。そのうち上位5チームに8月10日から20日にベイルート(レバノン)で開催されるアジアカップの出場権が与えられる。

5位以内に入ってワールドカップ、東京オリンピックへ続く道を確保することが最低限のノルマとなるが、目標はそれよりずっと上。韓国と中国は若手中心の編成という状況、日本代表にとっては優勝が求められる大会となる。