女子代表は西ファトゥマ七南が牽引

3人制U23男女日本代表が参加している『FIBA 3×3 ユース・ネーションズリーグ 2025 -アジア- (8月11日〜17日、中国・邯鄲)』は、13日に『STOP』と称される大会の3つ目が終了。休息日の4日目を迎えた。

今大会は中国・雄安で9月17日から開催される『FIBA 3×3 U23ワールドカップ2025』の出場権を懸けた戦い。6つのSTOPの優勝回数などをもとに総合成績を競い、最終的に総合トップとなったチームが出場権を獲得する。各STOPでは1位には100ポイント、2位には80ポイント、3位には70ポイントと、順位に応じてポイントが加算される。

男子はSTOP1とSTOP2で6チーム中5位に終わったが、STOP3ではこのシリーズで初の決勝に進出するなど、後半の巻き返しに手応えを感じる試合結果となった。女子日本代表はSTOP1とSTOP2で優勝。STOP3は惜しくも3位に終わったが、西ファトゥマ七南が3つのSTOP合計で45得点を叩き出す活躍を見せて日本を牽引している。

総合4位の男子は総合1位のモンゴルとの差が90ポイント。総合トップに立つためには、残る3つのSTOPの予選プールで上位チームを破り、ポイント差をつけて優勝し続けなければならない。総合1位を走る女子は、総合2位の中国と同じ予選グループに入ったSTOP5、STOP6が正念場となる。

次戦のSTOP4は15日に開催。世界の舞台を懸けた戦いはこれからも続く。

■男子日本代表
下川拓海(188cm/新生紙パルプ商事/SHINAGAWACC WILDCATS)
岩屋頼(183cm/早稲田大/SHINAGAWA CITY BASKETBALL)
堀陽稀(188cm/早稲田大/SHINAGAWA CITY BASKETBALL)
坂本康成(194cm/筑波大)
ロイ優太郎(190cm/白鷗大)

■女子日本代表
田中平和(180cm/トヨタ自動車アンテロープス)
花島百香(178cm/ENEOSサンフラワーズ)
伊波美空(167cm/トヨタ紡織サンシャインラビッツ)
西ファトゥマ七南(174cm/早稲田大)
上野心音(176cm/筑波大)