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警備員、チームをカンファレンス決勝に導いたエースを知らず

今シーズン球団新記録の年間56勝26敗を記録し、プレーオフでも球団史上初となる東カンファレンス決勝に勝ち進んだラプターズ。そんなチームのエースであるデマー・デローザンが、あろうことか本拠地エアカナダ・センターの警備員に止められ、入場できないという珍事が起こった。

カンファレンス決勝で戦っているキャバリアーズの番記者クリス・ヘインズのTweetによれば、インタビューを受けるためホームアリーナにやって来たデローザンがコートに入ろうとした際、入り口の警備を担当していた女性スタッフが彼を止めたそうだ。

このスタッフはデローザンを「チーム関係者を装っている」として他の警備員を呼び集めた。しかし駆け付けた同僚は、デローザンと、ちょうどコートに居合わせたカイル・ラウリーを見て、「彼らはウチのベストプレーヤーだよ」と女性スタッフを諭したという。

仕事熱心なのは結構だが、せめて「チームの顔」である選手の「顔」ぐらい認識してもらいたものだ。