
1年目の経験を糧に飛躍を誓う
川崎ブレイブサンダースは5月28日、ネノ・ギンズブルグヘッドコーチと2025-26シーズンにおけるヘッドコーチ継続契約を締結したことを発表した。また、リーグ登録名をロネン・ギンズブルグからネノ・ギンズブルグに変更したことも併せて発表されている。
イスラエル出身、現在61歳のギンズブルグは2001-02シーズンから母国イスラエルでコーチングキャリアをスタート。2006-07シーズンからはチェコに活躍の場を移し、国内リーグで9度の優勝を達成した。さらにチェコ代表のヘッドコーチとして『FIBAバスケットボールワールドカップ2019』でチェコ代表史上最高位となる6位の成績を収めた。
今シーズンより川崎のヘッドコーチに就任したギンズブルグだったが、レギュラーシーズン18勝42敗と中地区で最下位に沈む苦しいシーズンとなった。また自身も体調不良から療養せざるを得なくなり、シーズン途中で母国に戻り手術と治療を受けていた。ギンズブルグはクラブを通じて「1年でBリーグでの経験も積み理解も深められたので、来シーズンはベストを尽くします」とコメントしている。
クラブは同日、勝久ジェフリーアシスタントコーチを始めとする11名のチームスタッフとの継続と、オレン・アミエルアシスタントコーチ、田中康博フィジカルセラピストの退団を発表している。