FP(ファンタジーポイント)とは
FP(ファンタジーポイント)は、各選手が実際の試合で記録した成績に応じて算出されるポイントです。以下のプレーを行うたびに、選手のFPが加算されていきます。
■B2シーズンベストチーム
FPランキングのデータとBリーグの現行レギュレーション(外国籍2人以内、帰化枠・アジア特別枠1人以内)に即し、各ポジションのベストメンバーを編集部が独断で選出した。
第1位 トーマス・ブロープレー(ベルテックス静岡)
B2では数少ない外国籍ウイング選手として多くの試合でアドバンテージを得て、B3からの昇格組ながらプレーオフ進出を果たす立役者となった。3ポイントシュートは平均5.5本の試投数で成功率38.2%を誇り、リーグ5位に見事ランクイン。Bリーグでは初めてのプレーながらも、キャリアハイの32得点を挙げるなど爆発力を発揮したため、来シーズン以降も日本でプレーすることに期待したい選手だ。
第2位 キーファー・ラベナ(滋賀レイクス)
強烈なキャプテンシーとチームに火をつける闘争心で、最短でのB1復帰&B2優勝を成し遂げる立役者に。若手が多いチームで精神的支柱として常に支え続け、コート上では多くの場面でプレーメーカーとして得点やアシストを量産した。FPの集計には含まれていないものの、プレーオフでは全試合で2桁得点を挙げるなど、気持ちの入ったプレーはすさまじかった。
第3位 池田祐一(青森ワッツ)
これまでのシーズンはシックスマンのイメージが強かったが、今シーズン終盤には先発に定着し、チームをプレーオフに導いた。15試合で2桁アシストを記録し、平均7.9本で初のアシスト王を獲得。さらにキャリアハイとなる26得点を挙げるなどバックコートの得点源として機能した。プレーオフでも池田のプレーメーク、そしてアシストや得点が滋賀を苦しめていたのは記憶に新しい。
第4位 古野拓巳(愛媛オレンジバイキングス)
チームとしては苦しんだシーズンとなったものの、古野自身は経験値の高い実力者として役割を全う。全60試合で先発出場し、出場時間でリーグ3位(日本人選手ではトップ)にランクインしたことが示すように、チームにいなくてはならない存在だった。さらにアシストで2位、スティールで10位にもランクイン。日本人選手として2位となる11.5得点も挙げるなど、フル稼働なシーズンとなった。
第5位 杉本慶(アルティーリ千葉)
悲願のB1昇格は叶わなかったものの、レギュラーシーズン56勝4敗と圧倒的な強さを見せたチームを牽引。得点能力の高いチームメートが揃う中でも、勝負強さを発揮して要所で得点を重ねる頼もしさが光った。ディフェンス面での貢献も大きく、スティールランキングではリーグ2位に君臨。チームは杉本を含めて多くの選手が契約継続となっており、来シーズンこそB1昇格の期待がかかる。