FP(ファンタジーポイント)とは
FP(ファンタジーポイント)は、各選手が実際の試合で記録した成績に応じて算出されるポイントです。以下のプレーを行うたびに、選手のFPが加算されていきます。
第1位 河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)
並み居る外国籍選手を差し置き、ガード部門で最もFPを稼いだ河村。昨シーズンから急激に上がった得点力は今季も健在で、ぺリン・ビュフォードに次ぐ平均20.9得点を叩き出し得点ランキング2位の数字を残した。また、一番の武器だったアシスト力も磨きがかかり、平均8.1アシストで今シーズンのアシスト王に輝いた。個人の数字とは裏腹に、飛躍が期待されたチームはなかなか勝ち星が増えずチャンピオンシップ(CS)出場を逃したため、『勝たせる』ガードとなるべく、来シーズンへかける思いは誰よりも強いだろう。
第2位 D.J・ニュービル(宇都宮ブレックス)
河村と同様に、30FPオーバーのニュービルがガードランキング2位に。宇都宮に加入1年目ながらオフェンスの中心を任され、ハンドラーである比江島慎との共存を実現させ、平均16.3得点、4.7アシストを記録。ディフェンスでも相手のエースをマークするなど攻守で存在感を示し、宇都宮をリーグ最高勝率に導くとともに、ベストファイブ&MVPを受賞した。
第3位 アンソニー・クレモンズ(サンロッカーズ渋谷)
序盤はなかなかチームにフィットせず、Bリーグへのアジャストに苦労した印象が強いが、徐々に強みを発揮し、チーム2番目の平均15.8得点を記録。また、チームハイの4.5アシストもマークするなど、リーグ屈指のスコアリングガードの地位を確立し、チームの後半戦の躍進に大きく貢献した。すでに来シーズンもSR渋谷でプレーすることが決まっているため、序盤から今シーズン以上の数字を残すことが期待される。
第4位 レイナルド・ガルシア(佐賀バルーナーズ)
ともにチームトップとなる平均15.6得点、3.9アシストを記録し、リーグ3位の平均1.9スティールを挙げるなど、ディフェンス面での貢献も光った。ガルシアは2024-25シーズンの開幕まで海外リーグに参戦予定となっているが、クラブは彼のキャリアアップと挑戦をサポートすると共に、来シーズンも再び佐賀でプレーできるよう交渉を継続している。佐賀の上昇には、ガルシアの存在が欠かせない。
第5位 安藤誓哉(島根スサノオマジック)
島根3年目の今シーズンも中心を務め、自身初となる平均20得点超えを達成。相手の徹底マークに遭いながらもステップバックスリーやフローターなど、高いスキルで得点を量産した。リーグ最長となる平均34.26分のプレータイムと鉄人ぶりを発揮しつつ、1.7ターンオーバーとミスが少ない点がベスト5に入った要因の一つに。