写真=Getty Images

ウェズリー・スナイプスが演じた選手役にグリフィンを起用?

1992年にアメリカで公開され、全世界での興行収入9000万ドルを超えたヒット作『White Men Can't Jump』(ハードプレー)』のリメイク版に、クリッパーズのブレイク・グリフィンが起用される可能性があると『Hollywood Reporter』が伝えた。

第1作目でウェズリー・スナイプスが演じた黒人選手役をグリフィン、そしてウディ・ハレルソンが演じた白人選手役にNFLパンサーズのライアン・カリルを起用するプランが進行中なんだとか。

同作品は、才能に恵まれながら賭けバスケで生計を立てている黒人選手と、大学時代に選手として活躍するも人種の壁を感じてプロ入りを諦めた白人選手がひょんなことからデュオを組み、2on2の賭けバスケで活躍するという内容。

映画主演というビッグオファーが舞い込んだとされるグリフィンは、昨年12月中旬に右ヒザの手術を受け、2月上旬まで欠場予定。クリス・ポールが左親指靭帯断裂により戦線を離脱しただけに、復帰後は大車輪の活躍が求められる。

『ハードプレー』だけでなく、マイケル・ジョーダンが主演を務めて日本でも大ヒットした1996年公開の『スペース・ジャム』の続編製作の噂もある。こちらはキャバリアーズのレブロン・ジェームズが主演を務めるのではと言われているが、噂以上の情報は出てきていない。

グローバル化を推し進めているNBAにとっても、バスケットボールを日常的に見ていない層への知名度を高めるという点でも、スター選手の映画出演は重要な戦略。本業に悪い影響が出ない範囲であれば、どんどん進めていってもらいたいものだ。

クリッパーズの中心選手ポールとグリフィン。一時は西カンファレンスの首位に立ったが現在は4位に下降している。早く復帰し一つでも順位を上げたいところだ。