西地区4位でクラブ史上初のCSに出場、体制3シーズン目へ
広島ドラゴンフライズがカイル・ミリングと来シーズンのヘッドコーチ契約(継続)に合意したことを発表した。
ミリングはアメリカ出身で、これまでに主にフランスでヘッドコーチとして活躍し、2017-18シーズンにはフランス1部でクラブを4位、ユーロカップでもベスト16に導いた経験を持つ。2020-21シーズンは横浜ビー・コルセアーズのヘッドコーチを務めた。その後フランスのチームに移ることを発表し、横浜を退団していたが、急転直下で2021シーズンから広島で指揮を執ることになり、2023-24シーズンも契約継続に合意をした。
ミリングはクラブを通して「2022-23シーズンが良いシーズンとなり、楽しく過ごせたことに感謝しています。新シーズンでも頑張り、過去2年間の成果を更に築いていけると心から楽しみにしています。皆さまの多大なるサポートに本当に感謝いたします。またお会いしましょう! Go Dragonflies! 」とコメントを発表している。
また岡崎修司GMは次のコメントを発表している。「カイル・ミリングヘッドコーチと継続契約となりましたので、ご報告いたします。今シーズンは、西地区4位でクラブ史上初のCSに出場し、昨シーズンから着実にステップアップができたシーズンとなりました。今シーズンはカイルHC体制2年目ということもあり、「粘り強く、強固なディフェンスから組織的なオフェンスを展開する」というスタイルは、フィールドゴールパーセンテージがリーグ1位となるなど、昨シーズンよりも体現できたと考えています。今シーズンの振り返りと、来シーズンへの強化方針については、編成終了後にあらためてご説明いたしますが、ヘッドコーチの継続により、戦術の浸透やチーム文化の成熟がさらに進んでいくと考えています。来シーズンは、昨シーズンに積み上げたオフェンス力だけでなく、ディフェンス面でも大幅な改善を進め、目指すスタイルをコート上で体現し、広島ドラゴンフライズの特徴がシーズンを通じて発揮されることで結果につながっていくと確信しています」