レイカーズのラジオ実況アナウンサーがポッドキャスト番組で密着を明かす

マイケル・ジョーダンを中心とした1990年代のブルズの黄金時代を振り返ったドキュメンタリー作品『The Last Dance(日本ではマイケル・ジョーダン:ラストダンス)』。2020年にネットフリックスで公開され大きな話題となったこの作品と同じ製作陣で、レブロン・ジェームズを主人公とした新しいドキュメンタリーが制作されるかもしれない。

レイカーズのラジオ実況アナウンサーであるジョン・アイルランドはポッドキャスト番組『Awful Announcing Podcast』に出演した際、ラストダンスを手がけたプロデューサーのアンディ・トンプソンが今、レブロンとレイカーズに密着していると伝えている。

「『The Last Dance』を撮影したアンディ・トンプソンは今シーズン、多くの時間を私たちと過ごしている。だからもし、レブロンが制作を望んだ時のために、アンディは物語を伝えるための素材を蓄えていると思う。アンディは『The Last Dance』のほとんどの撮影を行っている。アンディは聡明な人物であり、ジョーダンの最後の歩みを取材していたように、レブロンのキャリア終盤についての撮影にも取り組んでいるんだ」

現在、レイカーズはレギュラーシーズン中盤までの不振から脱却し、プレーオフでは上位シードを相次いで撃破する快進撃を続け、カンファレンスファイナルにまで駒を進めている。そしてレブロンは38歳の年齢を全く感じさせない傑出したパフォーマンスを見せている。

もし、このままレイカーズが勝ち続けファイナル出場、さらにNBAチャンピオンとなった場合、レブロンはレギュラーシーズンから好成績を残し、その勢いのまま優勝した過去4度の戴冠とは大きく違った道のりを歩むことになる。だからこそ今シーズンは、これまでのキャリアの中でも特別なものとなりえる。

ラストダンスは撮影当時から20年以上の時を経て公開された。それを考えると、レブロン版のラストダンスが作られたとしても、公開までに多くの時間を要すると想像できるが、是非とも実現してもらいたい。