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平均スタッツもほぼトリプル・ダブルをマーク

サンダーのラッセル・ウェストブルックが、11月26日のピストンズ戦で17得点13リバウンド15アシストを記録し、2試合連続のトリプル・ダブルを達成した。通算トリプル・ダブル数も44回となり、キャバリアーズのレブロン・ジェームズより395試合早い、キャリア605試合目にしての到達となった。

両選手ともにしばらくは現役を続けることが予想されるが、今のままのペースでいけば、ウェストブルックは今シーズン中にジェームズと通算トリプル・ダブル数でも争うことになるだろう。ウェストブルックに追いつかれた翌日の27日、ジェームズはセブンティシクサーズ戦で26得点10リバウンド13アシストで通算45回目のトリプル・ダブルをマークしている。

文字通りサンダーを引っ張っているウェストブルックは、現在平均32得点、9.8リバウンド、10.9アシストと、ほぼ平均トリプル・ダブルのスタッツを残している。ジェームズの場合、カイリー・アービング、ケビン・ラブらチームメートがオフェンスを引っ張れるため、ここぞという場面以外ではオフェンスを引っ張ることは少なくなったが、ファシリテーター役に徹する環境が整っているだけに、今後もトリプル・ダブル数は増える傾向にある。

今シーズン中のトリプル・ダブル数をどこまで伸ばすかにも注目だが、今後2人が引退までに歴代ランキング上位のラリー・バード(59)、ウィルト・チェンバレン(78)、ジェイソン・キッド(107)、マジック・ジョンソン(138)、オスカー・ロバートソン(181)にどこまで迫れるかも、一つの見どころになりそうだ。

27日のシクサーズ戦で通算45回目のトリプル・ダブルを達成したレブロン。二人のトリプル・ダブル合戦にも注目が集まる。