ルカ・ドンチッチ

ジャズはエースのドノバン・ミッチェルが負傷交代

現地4月25日に行われたプレーオフファーストラウンド、ジャズvsマーベリックスの第5戦は、ルカ・ドンチッチが33得点13リバウンド5アシスト、ジェイレン・ブランソンが24得点を決めてチームを引っ張り、マブスが102-77で快勝した。

第4戦までは8点差以内の接戦だったが、第5戦はマブスが大差をつけてモノにし、シリーズ突破に王手をかけた。マブスがリードを広げたのは第2クォーターだった。ジャズを約6分スコアレスに抑え、さらに22-4の猛攻で52-36で前半を折り返し、後半も集中したディフェンスで相手に反撃のチャンスを与えなかった。

ドンチッチは「守備が素晴らしかった」とチームディフェンスについてコメント。ふくらはぎのケガで第4戦から出場しているエースは、今シーズンのプレーオフで初のホームゲーム後、ファンの声援に感謝した。

「言葉にできないフィーリング。会場中がチームに声援を送ってくれる。ファンのみんなは素晴らしくて、彼らのおかげで勝てた。ファンがいなかったら勝てていなかったかもしれない。僕たちがコートで疲れていると、いつだってファンのみんながチームを後押ししてくれる。ファンに感謝しているよ」

2勝3敗となったジャズは、第6戦をホームで戦えるものの、ドノバン・ミッチェルが第5戦で左ハムストリングを痛めて負傷交代するアクシデントが起こった。第4クォーターにリムに向かってドライブした際に負傷したミッチェルは「フィニッシュを狙った時に痛めてしまった。ディフェンスで戻ろうと思っても走れなかった」と語った。

ミッチェルは現地26日にMRI検査を受ける予定で、現時点では現地28日の第6戦に出場できるか分かっていない。だが本人は「大丈夫」と出場する意思を固めている。「これはプレーオフ。どうにかする。様子を見ることになるけれど、僕は競技者だから」