ラプターズは東の6位をキープ
現地3月28日に行われたセルティックスvsラプターズの一戦は、オーバータイムの末にラプターズが115-112で勝利した。
ラプターズは、パスカル・シアカムがシーズンハイの40得点に加えて13リバウンド、OG・アヌノビーが14得点8リバウンド、フレッド・バンブリートが14得点5リバウンド、ギャリー・トレントJr.とサディアス・ヤングがそれぞれ12得点を記録した。
オフェンスを引っ張るシアカムがオーバータイム残り1分を切ってファウルアウトとなってしまい窮地に立たされたラプターズだったが、シアカムの得点で広げたリードを守って勝利。ラプターズは43勝32敗でブルズと勝率で並んだが、レギュラーシーズンの直接対決でブルズが3勝1敗としたため、順位はブルズが東カンファレンス5位、ラプターズが6位のまま変わっていない。
一方のセルティックスは敗れて東の首位から陥落した。それでも、アル・ホーフォード(個人的事情)、ジェイソン・テイタム(右膝)、ジェイレン・ブラウン(右膝)、ロバート・ウィリアムズ三世(左膝)が欠場したにもかかわらず延長戦まで持ち込んだ。マーカス・スマートは「難しい試合だった。それでもチームとしてやれたこと、勝機があったことに関して、僕は誇りに思う」と語った。
ウィリアムズ三世は左膝半月板を断裂して手術を受けたばかりで、レギュラーシーズン残り試合を欠場する。また、プレーオフ序盤戦も出られない可能性が高い。デリック・ホワイトは「ロブは攻守両面でチームに影響を与えていた。彼の代わりは見つからない。それだけ特別な存在なんだ」と、離脱したウィリアムズ三世についてコメントしている。
東のトップ4は連日順位が変わるほどの争いになっている。同日キングスに123-100で勝利したヒートが首位に返り咲き、2位はセブンティシクサーズ、3位はバックス、4位はセルティックスという順になった。
セルティックスは、30日に行われる次戦でヒートと対戦する。