次のサンズ戦に向け「チームの力を存分に発揮できれば勝機はある」
現地1月9日に行われたペリカンズvsラプターズの一戦は、フレッド・バンブリートが32得点、パスカル・シアカムが29得点10リバウンド7アシストを記録したホームのラプターズが105-101で勝利した。
79-77とラプラーズの2点リードで迎えた第4クォーター。ここでリードを広げて逃げ切りたいラプターズだったが、ペリカンズもあきらめずに食らいつき接戦に。残り4分には93-93と同点に追いつかれたが、ラプターズはバンブリートの連続3ポイントシュートで突き放し、残り55秒にクリス・ブーシェイがティップで押し込んだシュートが決勝点となり、105-101で勝利した。これでラプターズは連勝を6に伸ばし、シーズン20勝(17敗)をマークしている。
トリプル・ダブル級の活躍だったシアカムは「勝つために何をすべきかは分かっていた。ボールを動かして、しっかりディフェンスして、ちゃんとコミュニケーションが取れていれば、ウチは特別なチームになれる」と試合後のインタビューで語った。
獲得した10本のフリースローすべてを成功させたシアカムは「アグレッシブにプレーしただけ」と自身のパフォーマンスを振り返っている。「前の試合では積極的なプレーができなかった。それでも、日々勉強だと思っている。チームのために可能な限りベストな選手になりたい。やっぱりチームが試合に勝つほうがハッピーだしね」
連勝で東カンファレンス7位にまで順位を上げたラプターズは、現地11日にホームで西の首位に立つサンズを迎え撃つ。シアカムは「素晴らしいチームとの対戦になるから、完璧な試合をしないといけない。チームのプランを実行して勝ちたい。チームの力を存分に発揮できれば勝機はある」と意気込みを語った。