昨シーズンは自己最多58試合に出場

名古屋ダイヤモンドドルフィンズは7月1日、佐藤卓磨をインジュアリーリストに登録したことを発表した。

北海道出身、現在30歳の佐藤は日本代表でも活動経験のある197cm93kgのシューティングガード兼スモールフォワード。東海大を経て滋賀レイクスでプロキャリアをスタートさせ、その後、千葉ジェッツに移籍。リーグ優勝や天皇杯優勝を経験した後、2023-24シーズンより名古屋Dに加入。2シーズン目は自己最多の58試合に出場し、平均19.24分のプレータイムで5.2得点、3ポイント成功率は39.2パーセントを記録した。

4月27日に行われた三遠ネオフェニックス戦の終盤、ディフェンスの際にバランスを崩し転倒。右膝前十字靭帯損傷で全治8~10カ月であることが発表された。

5月21日に契約が発表された際に、佐藤はクラブを通して「怪我の影響で今はコートに立てませんが、だからこそ今、自分にできることに全力で向き合っています。プレー以外にも、仲間を支え、チームの力になれる存在でありたいと思っています。そして復帰の時には、この時間を糧にして、より強くなった姿を皆さんにお見せします」と、力強いコメントを残していた。