ダーク・ノビツキー

写真=Getty Images

本人は「ベンチスタートになるのは分かっていた」

トレーニングキャンプ開始を前に、マーベリックスが決断を下した。ヘッドコーチのリック・カーライルが、21年目の大ベテラン、ダーク・ノビツキーをセカンドユニットで起用することを明言したのだ。

キャンプに先立ち会見を開いたカーライルは「ダークとも話した。球団として前に進む必要がある」とコメント。先発についても「現段階では、デニス・スミスJr.、ウェスリー・マシューズ、ハリソン・バーンズ、ルカ・ドンチッチ、ディアンドレ・ジョーダンを先発で起用する形がベストだと思う」と続けた。

この決定にはノビツキーも納得しており、会見でこう語っている。「ディアンドレが来た時点で、自分がベンチスタートになるのは分かっていた。最終的にはチームの勝利が大事であり、最も機能するラインナップを組むものだ」

それでも……と続けたノビツキーは、「ベンチスタートに回るからには、ステーショナリーバイクとマッサージセラピストは用意してもらう」とジョークを交えて話した。

40歳のノビツキーは、20年目の昨シーズンに77試合に出場し、平均12得点、5.7リバウンド、フィールドゴール成功率45.6%、3ポイントシュート成功率40.9%というスタッツを残した。今シーズンが現役最後になるかどうかは未定だが、これまでと異なる役割を受け入れ、新シーズンに臨む。