10人を欠くブルズは試合が延期に
レイカーズはテイレン・ホートン・タッカーに続き、マリク・モンクとドワイト・ハワードが健康安全プロトコルに抵触し、3人を欠いた状態で明日のマーベリックス戦を迎えることを発表した。また、ネッツはラマーカス・オルドリッジを含む4選手が健康安全プロトコルにより欠場を余儀なくされたが、ケビン・デュラントのトリプル・ダブルの活躍により延長にもつれたラプターズ戦に勝利した。
このように、現在のNBAは健康安全プロトコルにより主力選手が離脱するケースが激増している。最も深刻なのはブルズで、エースのザック・ラビーンとデマー・デローザンを含む10選手が同じ理由で離脱し、本日のピストンズ戦と2日後に予定されていたラプターズ戦が延期になる事態となった。
前年度王者のバックスも、ヤニス・アンテトクンボとウェスリー・マシューズの2選手が健康安全プロトコルにより明日のペイサーズ戦を欠場することを発表した。バックスは現在18勝11敗で東カンファレンス3位の好位置につけているが、アデトクンボとクリス・ミドルトン、ドリュー・ホリデーの『ビッグ3』が揃わない試合では5勝9敗と負け越している。さらにミドルトンは現地13日に行われたセルティックス戦で左膝を負傷し、途中退場となっていたため、そのケガの具合も心配される。
今シーズンのNBAは東西ともに混戦模様で、どのチームがプレーオフ、プレーイン・トーナメントに進出するかが見えない状況だ。主力選手の離脱が原因で成績を落としてしまうチームもあるため、健康安全プロトコルに抵触しないことが今シーズンを勝ち抜く一番のカギになるかもしれない。