マーベリックス

キッド「ベンチ選手は出場時間を得られない時でもやるべきことをやっている」

現地12月12日、マーベリックスは敵地でサンダーと対戦。エースのルカ・ドンチッチが先週末のペイサーズ戦で足首のケガを悪化させたため戦線離脱中だが、マブスはジェイレン・ブランソンが18得点9リバウンド、マキシ・クレーバーがベンチから16得点7リバウンドを記録し、103-84で勝利した。

この試合前、ヘッドコーチのジェイソン・キッドは、ドンチッチが少なくとも今後2試合は欠場すると発表した。今回のロード3連戦を2勝1敗で終えて勝率5割(13勝13敗)に復帰できたとはいえ、ドンチッチの欠場がチームに与える影響は大きい。

ブランソンは「ベストプレーヤーに数えられる彼がいなくても乗り切る方法を見つけないといけない」とコメントしている。「チームにとって彼の欠場は痛いけど、これからもみんなでプレーして、アグレッシブにやらないといけない。速いペースでプレーして、できるだけイージーな形で点を決められるようにしたい」

第3クォーターには一人で連続10得点を決めたブランソンだったが「おっかなびっくりの状態で試合に入ってしまった。特定の状況でパスを出すべきなのか、シュートを打つべきなのか迷ってしまったんだ」と試合序盤の心境を明かし、こう続けた。「それでも『もっとアグレッシブに、自分のプレーをやらないとダメだ』と自分に言い聞かせた」

マブスはペイント内での得点で50-20、セカンドユニットの合計得点でも54-29でサンダーを上回り、試合を有利に運んだ。指揮官キッドは「ベンチ選手は出場時間を得られない時でもやるべきことをやっている。最近の試合では彼らにも出番があって、ポジティブなプレーをしている」とセカンドユニットを称えた。