ニコラ・ブーチェビッチ

「気持ちをコントロールする必要があった」

現地11月26日、ブルズは敵地でマジックと対戦し、123-88で勝利した。

この試合は、ニコラ・ブーチェビッチにとってブルズに移籍して以降、初のオーランドでの凱旋試合となった。キャリア2年目から9年半もの間を過ごしたオーランドに戻ってきたブーチェビッチは、「僕が何年にも渡って出会ってきた人たちと会えたことは、感情的だったよ。気持ちをコントロールする必要があった」と語った。

それでも、29分の出場で16得点8リバウンド3アシスト1ブロックを記録してブルズの勝利に貢献し、「今日は勝つことができたし、上手くプレーできたから幸せだった。それに、僕にとってここは明らかに特別な場所なんだ。だから戻って来るのも、いつだって特別なことだよ」と語った。

チームメートのコービー・ホワイトは「ブーチ(ブーチェビッチ)は冷静な男だよ」と言うと、「彼がここに戻ってきて勝利する姿を見られて良かったし、彼は確実にエキサイトしただろうね」と仲間を称えた。

いつも通りのパフォーマンスで勝利に貢献したブーチェビッチだったが、この試合は新型コロナウイルスの影響で7試合を欠場してからの復帰2試合目だった。そのため「思っていたよりは良かったけど、まだ100%ではないかな。でも、それは当然のことさ。10日間もソファに寝そべっていたんだから、復帰するのは簡単ではないよ」と自身の状態を語り、こう続けた。

「でも、ラッキーなことに僕には素晴らしいチームメートがいて、彼らは僕を支えてくれた。それにロケッツ戦の時よりも良くなっていると感じているよ」