アデトクンボも称賛「彼はビッグタイムプレーヤー」
現地17日にミルウォーキーで行われたバックスvsネッツの東カンファレンスセミファイナル第6戦は、ホームのバックスが一度もリードを奪われることなく、104-89でネッツに勝利した。これでシリーズ戦績は3勝3敗となり、決着はブルックリンで行われる『GAME7』に委ねられることとなった。
8本中5本の3ポイントシュートを含むフィールドゴール16本中11本を決め、プレーオフでのキャリアハイとなる38得点を記録したバックスのクリス・ミドルトンは、試合後のインタビューで勝因を聞かれた際に、「試合を通して良いプレーができたし、相手のシュートに競ることができた。ファウルをもらわず、相手にタフなシュートを打たせることに成功した。ケビン・デュラント、ジェームズ・ハーデンにも厳しく対応できたよ」と語った。
ミドルトンは「選手なら誰でも『GAME7』を望む」と決戦を前に笑顔を見せた。「次はインテンシティがもっと上がるだろうね。どちらのチームにとっても、勝つか、家に帰るかのどちらかになる。それが『GAME7』の醍醐味さ。選手なら誰でも『GAME7』を望むものだよ。ファンも同じ気持ちだろうね。相手も僕たちも、次の試合を楽しみにしている」
30得点17リバウンドを記録したヤニス・アデトクンボは「彼はいつだって全力を尽くす選手。一緒にプレーするのが楽しい」と、相棒であるミドルトンのパフォーマンスを振り返った。
「僕はNBAでプレーするようになって8年、それ以前は海外で6年プレーしてきた。クリス・ミドルトンは、僕のキャリアで一番長く一緒にやっている仲間だから、彼のフィーリングが良い時と、悪い時がなんとなく分かる。試合中に彼がチームメートに指示を出している時は、試合に入り込んでいることが多い。とにかく集中していることが多いね。そういう試合では、彼にシュートを打ってもらう。彼のためにスクリーンを張る。とにかく、僕は彼と一緒に上手くプレーする方法を分かっている。彼はビッグタイムプレーヤーだよ」
アデトクンボは、第7戦に向けて「僕たちは、こういう瞬間のためにやってきた」とコメントしている。「決して簡単な試合にはならないけれど、僕たちには勝てる力がある」
第7戦は、現地19日に行われる。