膝の負傷で6試合を欠場「こんなに休んだのは初めて」
左膝の負傷により6試合を欠場したバックスのヤニス・アデトクンボは、現地15日のホークス戦で復帰し、15得点5リバウンド2アシストを記録。アデトクンボ以外にもドリュー・ホリデーが23得点7アシスト、ブルック・ロペスが19得点12リバウンド、クリス・ミドルトンが10得点9リバウンド7アシストを記録し、バックスが120-109で勝利。3連勝をマークした。
キャリア初の長期欠場を経験したアデトクンボは、試合後のインタビューで「徐々にフラストレーションが溜まっていった」と、欠場中の心境を語った。
「こんなに休んだのは初めて。痛みがあったから球団から休むように言われて受け入れた。でも2試合、3試合、4試合と続けて休むようになると、徐々にフラストレーションが溜まっていった。ティンバーウルブズ戦で復帰する準備を整えていたんだけど、チームが僕の健康状態を基準に決断を下したわけだから、耳を貸さないといけなかった」
「5、6試合も休んだのは初めての経験だった。リズムも狂うし、少し動いただけで疲れてしまったよ。やっぱり、実戦でのプレーは違う」
およそ2週間ぶりの復帰戦となったこの日は、プレータイムも24分に抑えられた。バックスにとっては、来月開幕するプレーオフに向けて、エースであるアデトクンボのコンディション管理が必要な時期でもある。
ホリデーの加入、シーズン中の補強によりPJ・タッカー、ジェフ・ティーグを獲得するなど、優勝に向けた面子は揃った。バックスが東カンファレンスファイナル、そしてNBAファイナルまで勝ち進むことができるかは、アデトクンボの状態にかかっている。