手術した左ひざと右肘も順調に回復「前進できている」
昨年のオフにペイサーズからサンダーにトレードされたポール・ジョージは、ラッセル・ウェストブルックを中心とするチームで1年を過ごしてチームの将来性に確信を得て、残留することを決めた。
サンダーでの2年目を迎えるジョージは、先週ラスベガスで開催されたアメリカ代表ミニキャンプに参加。その動きはシャープで、新シーズン開幕に向けてコンディションは整いつつある。
昨シーズンが終了するとともに左ひざの手術を受けたが、その経過も良好のようだ。「今も良い状態だけれど、完全に自信を持ってやれるように取り組んでいる最中なんだ。痛みも腫れもなく、特に動きを制限されているわけじゃないけど、まだ本来のレベルではない。トレーニングキャンプまでには準備万端にできるように努力するよ」とジョージは語る。
またジョージは利き手である右腕の肘の手術を受けていたことも明かした。昨シーズンを通じて右肘に不快感を感じながらプレーしていたというが、その原因は、関節部分の炎症だった。
「昨シーズンを通してシュートを打つと違和感がある状態でプレーしていた。でも、今は自信を持ってシュートを打てているし、肘のことを気にせずにやれている。良い状態で前進できているよ」
Paul George don’t care who’s guarding him ?? #ballislife pic.twitter.com/MvO11iQ7I5
— Ballislife.com (@Ballislife) 2018年7月27日
昨シーズンのジョージは、平均21.9得点、フィールドゴール成功率43%、3ポイントシュート成功率40.1%を記録。プレーオフでも6試合で24.7得点というスタッツを残した。右肘に不安を抱えていてもこれだけの成績を残せたことに驚かされる。
新シーズンはレブロン・ジェームズが中心のレイカーズもプレーオフ争いに絡んでくることが濃厚で、サンダーが西カンファレンスの上位戦線を勝ち抜くにはジョージの力が不可欠だ。身体のメンテナンスも無事に終わり、新シーズンに向けた調整も順調に進んでいるのは良いニュース。あとはウェストブルックとの『友情タッグ』がどう進化するかに注目したい。