自宅でできるバスケットボールのケガ予防のためのストレッチを紹介します。ケガ予防だけでなく、柔軟性が高まることでパフォーマンスアップにも繋がります。この『バスケ宅トレ』は1週間プログラムとなっていて、今回はDAY7を紹介します。是非お試しください。

1. 臀部のストレッチ(お尻)
足を前に出し、上体を前傾していきます。出した足が曲がりすぎないように、スネが身体に対して真横を向くようにします。上体は倒しすぎず、胸を張る意識で前傾していきます。

2.腸腰筋のストレッチ(足の付け根)
片膝を着いた状態から、お尻を前に出していきます。後ろの足の付け根を伸ばす意識で行ないましょう。腰が反らないように注意して行います。

3.大腿四頭筋のストレッチ(太ももの前)
片膝を着いた状態から、後ろの足を持ち上げます。持ち上げた足をお尻の方に引き寄せることで筋肉を伸ばすことができます。

4.ハムストリングスのストレッチ(太ももの裏)
片膝を曲げて座ります。ストレッチしたい方の足は、少し膝を曲げた状態にして、胸を太ももにつけます。胸をつけたまま、足を少しずつ前に伸ばしていきます。

5.足首のストレッチ(ふくらはぎ)
腕立て伏せのような姿勢になって片足をついた状態から、その足の踵に反対の方の足を乗せます。下の足の踵を床に押し付けるようにして伸ばしていきます。身体を前に持っていくことで、伸び感が強くなります。

6. 広背筋のストレッチ(背中)
膝着きの姿勢から手を前に着き、床に向かって胸を近づけていきます。お尻を後ろに引く意識で行うと伸び感が強くなります。

7. 大胸筋のストレッチ(胸)
壁を使用したストレッチです。肘を肩のラインに上げて、胸を張り伸ばします。背中を寄せる意識で行うと伸び感が強くなります。

練習前やウォーミングアップで行う場合は10秒ずつ。柔軟性を特に出したい部分は1分ずつ伸ばすと効果的です。

ベストコンディションジムは2004年に福岡市中央区にオープンして以来、アスリート専用トレーニングジムとして多くのアスリートにプログラムを提供してきた。代表の窪田はリオオリンピックでバスケットボール女子日本代表のストレングスコーチを務めるなど、バスケットボールとの関わりは深い。最近はオンラインでのトレーニング指導『宅トレ』の普及に力を入れている。⇒http://best-condition.com/