余命数カ月を宣告されたセイガーに励ましの声が集まる
ロサンゼルス・レイカーズのコビー・ブライアントが、『Turner Sports』の名物リポーターとして、NBAの選手やヘッドコーチ、ファンから愛されているクレイグ・セイガー氏にエールを送っている。
1972年からリポーターとして活動を続けるセイガー氏は、NBAの試合中にコート上で選手、ヘッドコーチなどから話を聞く『サイドライン・リポーター』で、軽妙な語り口と、目を引くド派手なスーツ姿でNBAファンには広く知られている存在。何を聞いても無愛想で、極端に短い答えか、まともに質問に答えないことで知られるスパーズのヘッドコーチ、グレッグ・ポポビッチも、セイガー氏が2014年4月に急性骨髄性白血病と診断されて長期療養生活に入ると、「必ず帰って来い!」とエールを送ったほど、NBAでは愛されている人物なのだ。
白血病を克服したセイガー氏は、 2015-16シーズンから現場復帰すると、トレードマークの派手なスーツを着込み、以前と変わらぬ元気なレポートをNBAファンに届けていた。だが、今回は「余命3カ月から半年」という診断を突き付けられた。今後は治療を続けながら仕事をしていくそうだ。
コビーはInstagramに、今年の2月にトロントで開催されたオールスターゲームでセイガー氏のインタビューを受けたときの画像に、「#keepfighting」 (闘い続けて)、「#prayforsager」(セイガー氏の回復を祈る)というハッシュタグをつけて投稿した。
Our thoughts are with Craig Sager and his family. Stay strong, Craig! pic.twitter.com/30Yyd1RoR1
— Sacramento Kings (@SacramentoKings) 2016年3月23日
コビー以外にも、サクラメント・キングスや、米メディア、元選手らがセイガー氏の病気克服を願い、SNSにメッセージ付きの画像を次々と投稿している。