桜花学園の大黒柱、オコンクウォ・スーザン・アマカ「見ている人たちに『すごいなあ』と思ってもらえるバスケを」

桜花学園の大黒柱、オコンクウォ・スーザン・アマカ「見ている人たちに『すごいなあ』と思ってもらえるバスケを」

2020/12/16 17:30
オコンクウォ・スーザン・アマカ

桜花学園バスケットボール部の留学生プレーヤー、オコンクウォ・スーザン・アマカ。彼女は今年で3年生となり、この3年間の集大成としてウインターカップを迎える。激しいディフェンスからのファストブレイクを強みにする桜花学園にとって、アマカのリバウンド力は不可欠だ。チームの大黒柱として活躍するアマカに、ウインターカップへの意気込みと学校生活について聞いた。

「リバウンドは相手のディフェンスを見てから入るように」

──今年は新型コロナウイルスの影響で、アマカ選手にとっては最後のインターハイが中止になってしまいました。

つらかったです。なんで自分たちの代でこういうことになってしまったんだろうって。試合もできないし、何もできなくて、ちょっと可哀そうだったと思います。

──何もできない中で、どんな工夫をしましたか?

練習はできないし、ボールも使えなかったけど、自分たちで頑張るしかありませんでした。トレーニングをしっかりやって、ご飯もちゃんと食べて良い身体を作って、練習が始まったらすぐに前の身体に戻れるように頑張りました。

──では、アマカ選手は練習再開後の体力面は問題なかったですか?

ちょっとキツかったけど頑張りました(笑)。

──もうすぐ高校生活最後の大会を迎えます。アマカ選手がこの3年間で一番成長したところはどこですか?

前はポストプレーをあまりしませんでした。でも今はどんどん中でプレーするようになったし、リバウンドも相手のディフェンスを見てから入るようにしています。他にもいろいろ挑戦しました。前もしゃべってはいたけど、どんどんコミュニケーションを取るようになって、今はめっちゃしゃべります。

──去年のウインターカップの時にも取材をさせてもらいましたが、日本語がすごく上手になっていますね!

学校で勉強しています(笑)。数学と英語とかはみんなと一緒に授業を受けているけど、日本史と古典、現代文は全然分からないので受けてないです。でも、今年から現社は受けています。みんなと別々の授業の時に、日本語と英語がしゃべれる先生から日本語を教えてもらっています。1年生の時は全然日本語をしゃべれなかったけど、2年生からちょっとずつしゃべれるようになって、今はしゃべれます。でもまだ足りないから、もっと自分でしゃべれるようになりたいです。

──今、バスケット以外でハマっていることはありますか?

ないかなあ。でも、先生が教えてくれた『一期一会』が頭から離れないです。あとは『豆腐に鎹』で、豆腐にお箸を刺したら抜けちゃうでしょ。そういう人は、人の話を聞いても右から左に抜けちゃうから、そうならないようにしています。

──難しい言葉を知っていますね。では、好きな日本語は『一期一会』ですか?

今は一期一会。その言葉をよく使っています、日常では使わないけど(笑)。先生が教えてくれた時からずっと頭に残っていて、全然忘れないです。

オコンクウォ・スーザン・アマカ

「最後のウインターカップでは圧倒的に勝つ」

──今はウインターカップに向けてみんなで頑張っていると思いますが、調子はどうですか?

私の調子はちょっと良い感じかなあ。完璧に良い感じとは言わないけど、どんどん上げていきたいと思います。

──応援している人たちも、ウインターカップでようやく桜花学園のバスケットが見られることを楽しみにしていると思います。

今年は応援してくれている人たちが私たちのバスケを見て、「すごいなあ」、「よく挑戦したなあ」と思ってもらえるようなプレーをしたいです。

──去年のウインターカップでは、優勝が決まった瞬間にアマカ選手がコート上を走り回っていたのが印象的でした。今年もあの走りを見せてくれますか?

今年はしないです。1人で走っていたら、その間に他の4人が写真を撮っていて私だけ写らなかったから、今年は走らない(笑)。でも、優勝した瞬間は何も考えていなかったんです。1年生の時のインターハイで優勝した時も走ってしまって、そこでケガをしました。その時も何も考えずに走っていたので、頑張って走らないようにします(笑)。でも、うれしすぎて何も考えていなかったら、また走るかもしれないです。

──みんなで勝ち取った優勝なのに、1人で走ったがゆえに写真に写れないのはちょっと残念ですね(笑)。

新聞に載った写真も桜花の4人と岐阜女子の人が写っている5人の写真で、アマカが写ってないやつでした。5人だけど、一人は岐阜女子の人だからユニフォームが違う(笑)。だから今年はみんなで走ります(笑)。

──対戦が楽しみなチームはありますか?

今は岐阜女子しかない。新人戦の時は岐阜女子のエースに私の点数が負けていました。最後の試合では負けないようにしたいです。

──では、最後にウインターカップへの意気込みをお願いします。

最後のウインターカップでは圧倒的に勝つ。私は中のプレーとリバウンドを頑張ります。

──最後のランも期待しています(笑)。

頑張って抑える(笑)。でも多分、抑えられないです。

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