バスケットボール選手が知っておきたいケガ予防のQ&Avol.10「すねの内側が痛く、シンスプリントと診断されました」

バスケットボール選手が知っておきたいケガ予防のQ&Avol.10「すねの内側が痛く、シンスプリントと診断されました」

2020/11/14
ケガ予防のQ&A

スポーツにケガは付き物ですが、年齢や競技レベルにかかわらず、できることならケガと無縁でプレーを楽しみたいもの。それでもバスケットボールは激しいコンタクトがあり、急なダッシュとストップ、ジャンプと着地を繰り返すハードな競技です。そんなバスケをケガなく続けるために、ケガの予防や対処の知識を得ておきましょう。スポーツ医学の専門家である近良明医師に、特に成長期にある10代までのバスケ選手によくある疑問に答えてもらいました。皆さんも疑問がある場合はこちらに質問をお寄せください(ただし、痛みや不具合がある場合は早めにお近くの専門医に相談しましょう)。

答えてくれたのは……近良明医師 新潟県新発田市出身。スポーツ医学と肩関節外科が専門の整形外科医として新潟県新潟市に『こん整形外科クリニック』を構える。新潟県バスケットボール協会スポーツ医科学委員長を務める。

[Q]練習後にすねの内側が痛む
小学6年の女の子ですが、練習後にすねの内側が痛いと訴え、整形外科でシンスプリントと診断されました。今後再発しないためにも良いトレーニングの方法を教えてください。

[A]股関節の機能訓練と足の機能訓練の両方が必要です
まず『シンスプリント』とは、脛骨(=すねの骨)の疲労性の骨膜炎です。疲労骨折と混同されることがありますが、全く別物ですので、予防の方法も異なります。多くの場合は偏平足(土踏まずのアーチがつぶれている)や回内足(足を着く時に足の内側のアーチが潰れ、足が内側に倒れる)が見られます。また股関節の固定性が悪くて膝が内側に入ってしまう『ニーイン』の状態になることも原因の一つです。

したがって、股関節の機能訓練と足の機能訓練の両方が必要になることが多いですが、この答えの中だけで書ききれません。リハビリをしっかりやってくれる整形外科に受診してください。

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