ドノバン・ミッチェルが指揮官クイン・スナイダーの年間最優秀コーチ賞を後押し

2018/05/21
NBA&海外
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写真=Getty Images

開幕前の予想を覆しジャズを躍進に導いたスナイダー

昨年から始まったNBAアウォーズが、今年も6月25日に行なわれる。シーズンMVP、新人王、シックスマン賞などの最終候補が発表された中、ジャズのドノバン・ミッチェルは、指揮官クイン・スナイダーこそ年間最優秀コーチ賞に相応しいと主張している。

年間最優秀コーチ賞の最終候補には、東カンファレンス首位にラプターズを導いたドウェイン・ケーシー、ケガ人を多数抱えながら東カンファレンス決勝に勝ち進んだセルティックスのブラッド・スティーブンズ、そしてスナイダーが選出された。

彼らが率いる3チームの中で、2017-18シーズン開幕前の時点でプレーオフ進出が難しいと予想されていたのはジャズだけ。生え抜きエースのゴードン・ヘイワードのセルティックス移籍による戦力ダウンは影響が大きく、西の8位以内に入るのは難しいと誰もが思っていた。しかし、『超新星』ミッチェルがシーズン序盤から頭角を現し、ジャズの2年連続ポストシーズン進出に貢献。またスナイダーの指揮の下、ジャズは2シーズン連続してリーグ最少失点を記録した。

プレーオフ1回戦では、ラッセル・ウェストブルック、ポール・ジョージ、カーメロ・アンソニーの『OK3』を擁するサンダーと激突し、第6戦の末にアップセットを達成。西の首位ロケッツとのカンファレンス準決勝では1勝しか挙げられなかったが、シリーズ終了後にはスナイダーのチームマネージメント力を称える声が相次いで聞かれた。

ミッチェルはTwitterに「多くの人が『ロッタリーチーム』、『プレーオフ進出は無理』、『1回戦でスイープ負け』なんて言っていたのだから、自分はクインに100点満点をあげる」と投稿。

ジャズでの1年目を終えたリッキー・ルビオもスナイダーを称賛する一人だ。「彼の下でプレーするのが大好きなんだ。コート内外で多くを学んだ。彼は自分にとってのメンター。人生のレッスンを受けているような感じ」と話している。

ケーシー、スティーブンズ、スナイダーの3人には、年間最優秀コーチ賞受賞が相応しい理由がある。ミッチェルのように所属チームの選手の後押し、球団の後押しもあるが、受賞者を決めるのは投票権を持つ各国のスポーツライターだ。6月25日の授賞式で誰の名前が呼ばれるのか、楽しみに待ちたい。