ルカ・ドンチッチ

ポール・ジョージは右肩を負傷か

マーベリックスvsクリッパーズのプレーオフファーストラウンド第2戦は、後半にセカンドユニットを中心にリードを広げたマブスが127-114で勝利し、シリーズの対戦成績を1勝1敗のイーブンに戻した。

第1戦でプレーオフデビュー戦のNBA記録となる42得点を挙げたルカ・ドンチッチは、ファウルがかさみ後半はわずか8分の出場だったが、それでも28得点8リバウンド7アシストで勝利に貢献している。

ドンチッチは試合後のインタビューで、シャキール・オニールやチャールズ・バークリーらが出演している『NBA on TNT』の番組について触れ、「自分たちにもチャンスはある。彼らにもそう言ってもらいたい」と笑顔でコメントした。「ウチにチャンスがあるなんて言う人は少ない。でも、可能性はあると言うべきじゃないかな。とにかく100%の力を出し尽くす。それがポイントになる」

第1戦では退場処分を科せられたクリスタプス・ポルジンギスは、この試合では36分のプレーで23得点7リバウンドを記録。試合後の会見では「優勝候補の一角であるクリッパーズとも戦えることは第1戦から分かっていた。試合開始から集中できたし、ランも決められた。落ち着いてプレーできた結果が今日の勝利だ」と語るとともに、セカンドユニットの活躍を称えた。

「チームに力を与えてくれている。ルカがプレーしていない時間帯には、みんながステップアップしないといけない。それに今日はディフェンスも良かった。僕たちは若いチーム。今は正しい方向に進めていると思う」

敗れたクリッパーズはポール・ジョージがシュートタッチに苦しみ、フィールドゴール17本中4本成功の14得点と振るわなかった。試合後の会見には昨年手術した右肩をアイシングした状態で登場するなど、今後のコンディションが不安視される。

ジョージは「相手は優れたチームだし、西はタフなところ。どのチームにもチャンスはある。とにかくプレーを決めるしかない。今日は相手の日だったということ」と試合を振り返った。

またクリッパーズではポイントガードのパトリック・ベバリーもふくらはぎの負傷で第2戦を欠場した。第3戦に出場できるかは分かっていないものの、ジョージ、そしてベバリーもケガを抱えたままでは今後も苦戦を強いられるだろう。

1勝1敗のイーブンとなったマーベリックスvsクリッパーズの第3戦は現地21日に行われる。