「僕らは準備万端だしモチベーションも高い」
2019-20シーズンが中断された3月11日の時点でグリズリーズは32勝33敗で西カンファレンス8位とプレーオフ圏内にいた。今後レギュラーシーズンの残りの試合から、もしくはプレーオフから再開されることになればグリズリーズは必ず試合をすることになる。
ベテランセンターのヨナス・バランチュナスは先日、チーム公式サイトのインタビューに答えた。長期間バスケットボールから離れ、試合に向けて準備を再開したプロセスについて次のように話した。
「夏休みから戻ってくるような感覚だよ。僕らは2カ月半のオフをもらった。ただ僕はリトアニアの代表で毎年夏にプレーしているからオフがあまりないんだ。オフからトレーニングキャンプに入って身体を絞って試合のリズムを取り戻す、みたいな感じだ。マスクを着けなきゃいけないし通常とは違うけど、トレーニングキャンプに向けて準備最中だよ」
多くの選手はバランチュナスと同じようにオフを過ごしたような感覚だろう。唯一の違いは期間中スキル向上や弱点克服のためのトレーニングができなかったことだが、そのオフももうすぐ終わろうとしている。選手たちはプレーオフ、もしくはそれに向けたトーナメントが始まる前に何試合かプレーする助走期間の設置を希望している。
グリズリーズはプレーオフ最終枠をかけてトレイルブレイザーズやペリカンズと対戦する可能性があるが、バランチュナスはチームは戦う準備ができていると語った。「僕らは準備万端だしモチベーションも高い。これ以上モチベーションを探す必要はないくらいだ。僕らは若いチームだから知名度を上げたいし、一体感を構築したい」
NBAは通常とは違うフォーマットでのシーズン再開となりそうだが、ジャ・モラントやディロン・ブルックスなど若手の多いグリズリーズにとっては短期間で大きく成長できるチャンスかもしれない。