今は通常の体調に戻り、軽度の運動を開始
琉球ゴールデンキングスは今日、岸本隆一が指定難病とされる潰瘍性大腸炎と診断されていたことを発表した。
岸本は3月より貧血や頭痛といった体調の異変を感じたが、一向に改善されないため診察を受けたところ潰瘍性大腸炎と診断されたという。診断後はすぐに入院し、副作用が少ない薬物による治療を受けて症状は治まり、10日間ほどで無事退院した。現在は通常の体調に戻り、軽度の運動を開始しているという。
岸本はクラブを通して次のコメントを発表している。「まず初めに、多くのご心配をおかけしますことをお詫び申し上げます。いつも応援して頂いている皆様にご報告があります。3月頃から体調の異変を感じ、4月に入り病院を受診したところ、潰瘍性大腸炎と診断されました。診断後に入院をし、体調も日に日に良くなっていき10日間程で退院することができ、トレーニングを再開できる程に回復しております」
「診断を聞いた時は動揺しましたが、素晴らしい医療スタッフの治療や家族の支えもあって現在ではいつも通りの生活をおくれています。僕自身がプレーをすることによって、今までより多くの方に夢や希望、生きていく上での活力を与える存在になっていけたらと思っています。勝負にこだわる事はもちろんですが、応援してくれる方々の喜ぶ姿や、誰かにとっての明るい未来になる事が、僕がプレーする理由です。体調を整え、皆様と会える日を楽しみにしております」
クラブによると潰瘍性大腸炎は指定難病であるため完治という診断はないかもしれないとのこと。ただ、担当医からは順調に回復すればプロレベルでのプレーも問題ないと伝えられたという。
沖縄出身の生え抜き選手でチーム在籍歴が最も長い岸本は、今シーズンは平均プレータイム24.0分で11.9得点を記録し、西地区優勝に貢献した。今はまず体調の回復に努め、そして来シーズンも元気にバスケットをする姿を見せてほしい。
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