「無観客試合になるのも覚悟している」
NBAは新型コロナウイルスの世界的な流行により、シーズンを中断している。今後ついては不透明だが、選手たちは自宅でのトレーニングを続けながらリーグの発表を待っている。
コミッショナーのアダム・シルバーは今後の情勢を見定めた上で決断することになるが、ペリカンズのJJ・レディックはシーズン再開を強く望んでいる。
『ESPN』の番組に出演したレディックは「選手としては、どういう形であってもシーズンをやり切りたいと思うもの」と胸の内を語った。
「無観客試合になるのも覚悟している。それでもシーズンをやり終えたいんだ。僕だけが思っているんじゃない。僕が話した選手はみんな、シーズンをやり切りたいと言っていた。チームメートとも話し合っているよ。できることならレギュラーシーズンを再開させて、8位シードに滑り込んでプレーオフに進出するチャンスをもらいたいとね。僕たちにとって最悪のシナリオは今の順位のままプレーオフからの再開となって、8位シードに食い込むチャンスすら与えられないこと」
ペリカンズは中断前の段階で28勝36敗を記録し、西カンファレンス10位だった。8位のグリズリーズとは3.5ゲーム差で、絶好調を維持していたザイオン・ウィリアムソンによる追い風を受けていたペリカンズならば、残り試合数を考えても逆転のチャンスは十分にあった。
レディックはキャリア1年目から13年続けてプレーオフに進出している。彼が求めるチャンスがもらえるかどうか、今はリーグの発表を待つしかない。
JJ Redick's reaction 😂 pic.twitter.com/TyVk3gjsno
— SportsCenter (@SportsCenter) February 7, 2020
2件のコメント
NBAシーズン終盤の最大の楽しみが、プレーオフ第8シード争いですよね。どのチームも、選手も、絶対にプレーオフに出場したい訳ですので、数々のガチンコの名勝負が繰り広げられてきました。しかし、現在のアメリカの状況をみますと、こればかりはどうなってしまいますのか分かりません。とりあえずは自分達も新型コロナウイルスにかからないように最大限の注意を払い、一緒にNBA再開を願っていきましょう。
このような形でプレーオフの連続出場記録が途絶えてしまうのは悔しいですよね。それにしても、サラッと言ってますが1年目からずっとプレーオフに出場してきたのはすごすぎ!