JJ・レディック

「無観客試合になるのも覚悟している」

NBAは新型コロナウイルスの世界的な流行により、シーズンを中断している。今後ついては不透明だが、選手たちは自宅でのトレーニングを続けながらリーグの発表を待っている。

コミッショナーのアダム・シルバーは今後の情勢を見定めた上で決断することになるが、ペリカンズのJJ・レディックはシーズン再開を強く望んでいる。

『ESPN』の番組に出演したレディックは「選手としては、どういう形であってもシーズンをやり切りたいと思うもの」と胸の内を語った。

「無観客試合になるのも覚悟している。それでもシーズンをやり終えたいんだ。僕だけが思っているんじゃない。僕が話した選手はみんな、シーズンをやり切りたいと言っていた。チームメートとも話し合っているよ。できることならレギュラーシーズンを再開させて、8位シードに滑り込んでプレーオフに進出するチャンスをもらいたいとね。僕たちにとって最悪のシナリオは今の順位のままプレーオフからの再開となって、8位シードに食い込むチャンスすら与えられないこと」

ペリカンズは中断前の段階で28勝36敗を記録し、西カンファレンス10位だった。8位のグリズリーズとは3.5ゲーム差で、絶好調を維持していたザイオン・ウィリアムソンによる追い風を受けていたペリカンズならば、残り試合数を考えても逆転のチャンスは十分にあった。

レディックはキャリア1年目から13年続けてプレーオフに進出している。彼が求めるチャンスがもらえるかどうか、今はリーグの発表を待つしかない。