島根スサノオマジック、ガードナーへの徹底した対策が功を奏して逆転勝利で4勝目

島根スサノオマジック、ガードナーへの徹底した対策が功を奏して逆転勝利で4勝目

2019/11/10

ダバンテ・ガードナー

他の選手を空けてでも、ガードナーは抑える

島根スサノオマジックがシーホース三河をホームに迎えた第1戦、相手の爆発力を抑えて混戦に持ち込み、競り勝つことで逆転勝利。今シーズンの4勝目を挙げた。

ともに3勝9敗ではあっても、戦力では三河が上。大量得点を挙げることのできるタレントが揃う中でも最も警戒すべきダバンテ・ガードナーへの徹底した対策が島根に勝利をもたらした。立ち上がりからフットワークに優れるロバート・カーターがガードナーをマークし、パワーで押し込まれても211cmのブライアン・クウェリがゴール下で待ち構える形を取って自由を与えない。

ガードナーに意識が集中する分、第1クォーターはクリス・オトゥーレに8得点、第2クォーターは桜木ジェイアールに6得点とイージーなチャンスを与えたが、対策は徹底していた。前半を終えて31-37とビハインドを背負ったが、ガードナーには攻め手を与えず8得点に抑えていた。

後半の島根は、ガードナー対策を続けつつリバウンドを強化する。前半はセカンドチャンスポイントで2-12と圧倒されたが、後半に入って外国籍選手を中心にボールへの執着心を強める。相馬卓弥のフローターシュートのこぼれ球をタップで決め、北川弘の3ポイントシュートがリムに嫌われたリバウンドを拾って押し込んだクウェリの2つのセカンドチャンスポイントが、島根に流れを呼び込んだ。

第3クォーター途中から1ポゼッション差で推移する展開となり迎えた最終クォーター、三河はガードナーにボールを集めて強引な突破から得点を狙うが、島根にとってはそれも想定内。ポストアップでボールが入った時点で日本人選手もプレッシャーをかける。ボールは奪えないまでもガードナーに自分のタイミングでのアタックを許さず、フラストレーションを与えた。

ロバート・カーター

攻守に奮闘したロバート・カーター、34得点の働き

こうなるとアウトサイドが空くはずで、三河は金丸晃輔と川村卓也を同時に起用するが、ガードナーと噛み合わず、自分のリズムで打てずに得点が止まる。逆に島根はこの勝負どころでボールシェアが機能。セカンドチャンスからパスを繋いでオープンとなった安部潤が3ポイントシュートを沈め、ベテランの山下泰弘がディフェンスにできたギャップを見逃さずアタックして、重い展開の中で価値ある2点を上乗せする。

残り1分12秒、オトゥーレがオフェンスリバウンドを奪い、島根ディフェンスが立て直す前にパスを繋いで川村が正面からの3ポイントシュートをねじ込んで75-77と2点差に迫るが、島根は続くポゼッションで2本のオフェンスリバウンドを取っての波状攻撃で、時計を残り20秒まで進めた上にカーターがドライブからのジャンプシュートを決めて79-75と突き放す。

カーターのビッグプレーは続く。三河のタイムアウト明けの攻め、ガードナーがドライブに行く瞬間を狙って値千金のスティールに成功。これを相馬のフリースロー2本に繋いだことが決定打となり、島根が81-77で勝利した。

島根の鈴木裕紀ヘッドコーチは「ゲームプランを選手たちが遂行し、ディフェンスとリバウンドで頑張ってくれた」と勝因を語ったが、まさにその言葉通りの勝利。これで今シーズン4勝目、川崎ブレイブサンダースに続いて三河を撃破したことは大きな自信になるはずだ。課題としては連戦の2戦目で、ここまで未勝利が続くここをどう乗り切るか。アジャストしてくる三河のさらに上を行けるか、チームの成熟度が問われることになる。

11月9日のB1 9試合の結果

滋賀89-69富山
宇都宮102-67北海道
名古屋D59-73千葉
大阪78-66横浜
SR渋谷83-72新潟
A東京76-66琉球
川崎97-80三遠
京都78-100秋田
島根81-77三河

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