9選手を招集して来年3月の予選へ始動
東京オリンピックで初の種目として実施される3人制バスケットボール『3×3』。もともとは男女とも出場国枠での出場が内定していたが、大会まで1年を切ったところで『男女で1枠』へと変更されて、男子の出場が決まった。女子日本代表は来年3月に行われる予選に参加し、自力で出場権を獲得しなければならない。想定外の挑戦となったが、今週はこの予選に向けて9選手を招集し、最初の強化合宿を行っている。
日本バスケットボール協会の三屋裕子会長は、女子が予選に回ることが決まった後に、次のようなコメントでオリンピック出場への意気込みを表している。「女子は国際舞台でメダルを獲得するような強豪チームとも十分に戦える力を有しています。必ずや予選を突破してくれるものと信じています。今後、女子チームのオリンピック出場権獲得へ向け、早急に従来以上のバックアップ体制を整え、男女そろってのオリンピック出場、そして上位進出の後押しをしたい」
一度は決まったオリンピック出場が取り消されたのは痛手だが、絶対に落とせない真剣勝負が組まれることでチーム強化にはプラスになるはず。これまで国際大会で結果を残してきた女子日本代表は、自国開催のオリンピック出場はもちろん、メダル獲得に向けて邁進する。
3×3バスケットボール女子日本代表チーム 第5次合宿参加メンバー
伊集南(G/デンソーアイリス)
篠崎澪(G/富士通レッドウェーブ)
内野智香英(G/富士通レッドウェーブ)
三好南穂(G/トヨタ自動車アンテロープス)
田中真美子(C/富士通レッドウェーブ)
西岡里紗(C/三菱電機コアラーズ)
永田萌絵(F/東京医療保健大学)
馬瓜ステファニー(F/トヨタ自動車アンテロープス)
山本麻衣(G/トヨタ自動車アンテロープス)