バックスが『第3のチーム』に入ることでトレード成立?
多くのビッグネームが動いた今オフも最終盤に入り、去就が注目される選手はもうカーメロ・アンソニーを残すのみとなった。
そのアンソニーがニックスから戦力外扱いされていることは、シーズンチケット販売向けのポスターに起用されなかったことからも明らか。あとは本人が契約に含まれている『トレード拒否条項』を破棄してロケッツへのトレードが、どのような形で、そしてどのタイミングで成立するかだけだ。
ニックスはアンソニーを放出したい。ロケッツはアンソニーが欲しい。ただ、互いにメリットのある交換条件を提示できない状況にある。そこで鍵になるのが、『第3のチーム』となるバックスだ。ジャバリ・パーカー、ジョン・ヘンソン、グレッグ・モンローを含む交換条件なら、ニックスもアンソニーの放出を容認するという話。
各チームが落としどころを見いだそうと交渉を進める中、アンソニーは『Sports Illustrated』が投稿したインタビュー動画で、ニューヨークでの6年半を次のように振り返っている。
Carmelo explains why New York means so much to him pic.twitter.com/mvIkWLEofW
— Sports Illustrated (@SInow) 2017年9月6日
「あっという間の6年半だった。もうずいぶん経つ。これからも街の一員でいるし、また必ず帰ってくる。ビジネスを起こすのもニューヨークだし、家族と暮らすのもこの街だ。これは何があっても変わらない。これからも僕はニューヨークとかかわっていくよ」
少々先走った考えかもしれないが、間もなく発表される『何か』を示唆しているようにも聞こえる。
このトレードがまとまり、ロケッツにジェームズ・ハーデン、クリス・ポールとの『ビッグ3』が誕生するのかどうか。今後の動向から目が離せない。
#STAYME7O pic.twitter.com/S30oMVAgTm
— Carmelo Anthony (@carmeloanthony) September 6, 2017