3選手はリオオリンピックで共闘
去就が不透明なカーメロ・アンソニーが、ネッツと契約する可能性が浮上した。
『The Athletic』によれば、このオフにネッツに加入したケビン・デュラントとカイリー・アービングが、カーメロとの契約を球団にリクエストしているという。
最終的な判断はGMのショーン・マークスが下すことになるのだが、彼は先日、カーメロが参加した非公式のワークアウトを視察。ヘッドコーチのケニー・アトキンソンも、今年の夏にカーメロがプレーする姿を見た、という情報もある。
ネッツにとっても、カーメロとの契約は悪い話ではない。
というのも、アキレス腱断裂からの復帰を目指すデュラントは2019-20シーズン全休が濃厚で、攻守両面での貢献が期待されていたウィルソン・チャンドラーも、パフォーマンス向上薬使用によりNBAから25試合の出場停止処分を科されたからだ。
これまでは頑なに先発出場にこだわってきたカーメロも、35歳になった。先日『ESPN』とのインタビューで現役続行への意欲を語っていただけに、NBAでのチャンスを与えられれば、チームが求める役割にも応じると見られている。
2016年のリオデジャネイロ五輪で共闘し、互いにアメリカ代表の金メダル獲得に貢献したデュラントとアービングのリクエストでネッツ加入が実現すれば、ベンチからの得点源という新境地開拓にも前向きに取り組むだろう。
ニックスの非公式なワークアウトに参加するという情報もあるため、すんなりネッツとの契約が成立するかは不明だが、トレーニングキャンプまで1カ月をきり、カーメロの周辺も騒がしくなってきた。
✅ Career-high
✅ Franchise record
✅ MSG recordCarmelo Anthony's 62-point performance lives on as one of the most electrifying nights in @nyknicks history. ?#TeamDay pic.twitter.com/x4qQI79HpJ
— NBA TV (@NBATV) August 5, 2019