名古屋ダイヤモンドドルフィンズ

試合終了後の実際の動線を活用

名古屋ダイヤモンドドルフィンズは東日本大震災の教訓を未来につなぐ取り組みとして、毎年3月前後の試合にあわせ、防災訓練を実施している。そして3月28日、『Dolphins Smile Day』と称し、様々な限定イベントをIGアリーナで行う中、防災訓練を実施した。

これは選手、クラブスタッフに加え、試合運営に関わるすべてのスタッフが参加し、災害発生時における迅速かつ安全な対応力の向上を目的とし、名古屋市北消防署予防課の指導のもと、施設側と主催者側が連携し、安全確保を最優先とした対応体制の構築も目的としている。また、試合終了後の実際の動線を活用し、観客退場時の混雑状況を想定した実践的な訓練を行っている点が特徴だ。

なお、IGアリーナで開催される公式戦において本訓練を実施するのは今回が初めてとなり、新たな環境における防災対応力の強化という観点からも、重要な取り組みと位置づけているという。

実施内容(地震発生想定)
① 緊急地震速報発報
「緊急地震速報です。強い揺れに警戒してください。」
→来場者は着席を想定し、その場で身を守る行動を実施
② 安全確保行動
→鞄などで頭部を保護するなど、自身の安全を確保
③ 強い揺れの想定
「非常に強い揺れです。あわてずに安全な場所で頭を保護するなど身の安全を確保してください」
④ 一時避難誘導
→吊り物等の落下リスクを想定し、コンコースへ一時避難(スタッフが誘導)
⑤ 状況確認・アナウンス
→施設内の安全確認およびライフライン・交通インフラの状況確認を実施
→ライフラインが稼働している場合は帰宅を促し、停止している場合は一時避難場所の案内を実施
⑥ 訓練終了
→分散退場または退館の案内

【実施概要】
・実施日:2026年3月28日(土)
・実施場所:IGアリーナ
・参加人数:約1,500名
・想定災害:地震
・主催:名古屋ダイヤモンドドルフィンズ