第4クォーターに抜け出したアイシンが意地を見せる

『Wリーグ ディビジョン入替戦2025-26』アイシンウィングス(Wリーグプレミア7位)vs山梨クィーンビーズ(Wリーグフューチャー2位)が、3月20日から22日にかけて国立代々木競技場第二体育館(東京都渋谷区)で行われた。ゲーム1は山梨QBが50-76で先制するも、ゲーム2はアイシンが65-55で取り返し、ゲーム3も76-62で勝利してプレミア残留を決めた。

運命を決めるゲーム3は両者互いに譲らない試合展開となり、第3クォーターまで1点差を争う互角の戦いになる。しかし、第4クォーターに入ると、ここまで27得点6リバウンドの活躍を見せていた渡嘉敷来夢がさらにギアをアップさせてチームを牽引。そしてそれに呼応したのが、ここまで無得点だった坂本雅だった。

坂本はクォーター開始直後に2本のフリースローを獲得するもいずれも失敗。しかし、2本目を相手のバイオレーションで打ち直して初得点を決めると、解き放たれたように躍動し始め、このクォーターだけで2本の3ポイントシュートを含む13得点を挙げて山梨QBを振り払うプレーを見せつけた。山梨QBも追いすがろうとするが、池田沙紀を中心としたピックプレーをアイシンにシャットアウトされ、タフショットが続き流れをつかむことができなかった。

渡嘉敷はこの試合で36分54秒プレーし、31得点11リバウンド5アシスト2スティール3ブロックと攻守に渡って大活躍を見せた。渡嘉敷は試合後のフラッシュインタビューで山梨QBの健闘を称え、「今日の試合も本当に40分間、どっちが勝つか分からない試合だったと思いますが、最後はちょっとだけ自分たちの『絶対に負けられないというプライド』が勝っただけだと思います」と試合を振り返った。